とも視点
ボロクソ言われてしまった…。
だって小学生のフリするの疲れるんだもん!
俺にそんなの求めないで!
watoさんとかちゃみんみたいに元からあんな風じゃないし(さらっとひでぇ)
ソーラみたいな演技力はないし!
そう、確かおじちゃんのいるところに時計があったはずなんだよね…。
さっき普通に通り過ぎちゃったけど…w
(借りて来たところはカット!)
・・・。
茜ハウスを出るとすぐに道があって、左右に道が分かれているのだ。
現在時刻は4時30分
ぱぱっと散策するなら…
俺たちはいつにもなくグダグダしながら
秘密基地の方へ歩いて行った。
みんなでのんびり雑談をしながら…。
ゲームだと自転車あるんだけど、
8人分はないからね…。
それだけ残念…。
こんなことを話していると…
木陰に入り、お墓を抜け、その先の木の上にはいかにもという感じの秘密基地が見えた。
ダダダッ…
ちゃみんとwatoさんとソーラさんが先へ走っていってしまった…。
一本道だから、迷うことはないけど…初めて来たところで先に行かせるのは危なすぎる!
3人を追って全員が走って追いかけた。
道を詳しく知っているのは俺だけだ…。
バラバラになるのはまずい…!
空を見上げると、雲1つない西空に夕焼けの名残の赤さが残っていた。
夜の張が辺りを包み込んでいた。
ぐぅう〜
みんな、そろそろやめたげたら?w
と思うも、あえて止めない俺がいた。
茜ハウスに戻って…
wato視点
おばさん「おかえり〜」
おばさん「もうちょっと待っててね!」
おじさん「みんなは先に海の家行くぞ!」
シゲル「ご飯は毎回海の家で食べるんだ!」
おじさん「はいよぉ〜」
そういって、俺たちは茜ハウスをでた。
原作だとおじさんが
迎えに来てくれるらしいけん。
でも、今回は先に戻っちゃったからなぁw
スタスタスタ…
夏だけど夜は風があって涼しいと!
過ごしやすい時間〜
俺らは歩いて海の家まで向かった。
海の家にて…
バステン視点
みんなで美味しいご飯を頬張っています。
でも、僕は小学生らしくなんて、振る舞えないので顔だけで「美味しい」を表現しますw
おばさん
「この後は自由にしてていいよ!」
おじさん
「ただし、早く寝ること!」
たけし
「早く寝ないとラジオ体操でれないから!」
たけし
「そうそう!」
おばさん
「うん!えらいえらい!」
おじさん
「俺たちは先に戻ってるぞ!
自由に探索して帰っておいで!」
おばさん
「9時には家にいるようにね!」
こうして、おじさん達は先にお家へ戻りました。さて、僕らはこれからどうしましょう?
・・・。
・・・。
ともさんの一言で男子メンツはもうダッシュで茜ハウスへ向かっていきました。
一応後ろからひめがみんの皆さんも来てるんですけどね、ほぼ歩いてる。
まぁ、急ぐ理由がないですから!
大騒ぎしながら走る様子を生暖かい目で見ていたひめがみんの皆さんの目線が痛いですw
でも、今だけはそんなことを気にしてはいられないので、とにかく足を動かします!
間に合ったかどうかはまた次回に持ち越しですね(メメタァ…)
後ろの方で…
ひめがみん視点
to be continued…
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。