廉 side _
『 れっん 、 イきそ 、 ぁっ 、 』
「 ははっ 、 またイくん ?
そんなにきもちええんやぁ 、 」
『 あっん 、 あっ 、 れん ッ 、 ! 』
「 しゃーないなぁ 、
ちゃんとナカに出したるわ 。 」
『 あっ 、 ! ぁぁ ッ ! い 、 く ッ !! 』
「 … っ 、 」
何回も何回も
自分の欲をナカに出して
身も心もドロドロにする 。
もう 、 俺以外考えられないでしょ ?
「 … あなた 、 結婚 しような ? 」
ぐったりして気を失ってるキミにはきっと届いていない 。
どんな想いであなたを好きになったか 。
どんな想いで一線を越えたのか 。
あなたには
わからないかもしれないけど 、
「 御前を世界一愛してる 。 」
もう御前を誰にも渡したくないから 。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!