曲パロ
じんたん結婚.片思い
テオside
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って言った君の顔は少し泣きそうで。だから俺は
が喉の奥につっかえてしまって、咳をするみたいに
って言ったんだ。次の言葉はどこかと心のポケットを探しても、見つかるのは君を好きな僕の気持ちだけだった。
平気だよ、大丈夫だよって優しくなれたと思って。それが僕に対する思いだったらいいななんて願いに変わって。最後は嘘になって。
青いまま枯れてゆくんだ、君を好きなままで俺の前から消えてゆくんだ。俺なんかと手に取って、心の奥にあった想いを一緒に握りつぶしたんだ。
大丈夫、大丈夫。お願いだから俺の気持ちには気づかないでいて。
今すぐに俺を抱きしめて
って笑顔でそれだけ言ってキスをしてくれたら…。なんてね、嘘だよ。君を好きになってごめんね。
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俺の心から見つかった次の言葉は、
_____君を好きな相方としての俺の気持ちだった。
ハッピーエンド/backnumber
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。