俺は朝早くに起きたからランニングに行ってその後自分の部屋に戻ろうとした
でもなんか気になってあなたの部屋を覗いた
あなたは、泣いていた
俺らのせいだってことはわかってる
でも、今更だけどあなたを助けてあげたい
そう思った
俺は部屋に戻ることをやめて、
リビングに戻った
お腹すいたな
あなたが好きだったオムライスを作ることにした
俺最近あなたのこといつも考えてるよな
そんなことを口にしていたら
おはようございます
おはよ
無意識に挨拶していた
何ビックしてるん?
朝ごはん作ったけど食べる?
いいんですか?
今誰もいないからね
半分落ち込んでたけど
嬉しそうだった
ごちそうさまでした
あなたが食べ終わった直後神ちゃんが起きてきた
シゲおはよ
あなたはビックリしていた
シゲちょっといい?
おう
神ちゃんとコンビニに向かった
シゲ、あいつに何食べさせたん?
オムライス
なんで?
神ちゃん怖いで?
もうちょいおちつk
あいつは、俺たちには邪魔な存在なんや‼️
ごめん
なんであいつをいじめるようになったか知ってるか?
知らへん
あいつが居らんかったら変な噂にはならんかったんや
神ちゃんはあなたが嫌いなん?
なわけないやろ?
え?
みんなあなたが大好きなんや
だからあいつをいじめんなんのや
どういうこと?
それは、
そしたらあなたは大丈夫なんやな?
おん
分かった
俺たちが家に帰るとあなたはお風呂から出てきて
おい
はい
お前やっぱ最低やな
邪魔なんや
死ね
あなたは泣きそうになりながら走って行った
あいつを助けてあげないと
おう
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!