第56話

桃色さんと熊牧場
13,878
2019/08/21 10:36


あなたside










きょもが運転する車で爆睡してた雪風です


なんかさっくんときょもが行きたいところがある


っていうので渋々ついてきました


どこ行くのかは聞いてません


私の隣には天使くんが寝てます綺麗ですね


あ、そうですしめちゃんです


1番前にさっくんときょもがいて


2列目に私としめがいて


3列目に髙橋の優斗を載せて


山の中を走っています


ピンクまみれです


優斗も一応ピンクだったからね、まぁいいでしょう


寝起きでテンション低いです


って事でもう1眠りしてきますさようなら















京本「着いたー!!!」


七五三掛「んっ着いた?」(起きた)


『ここどこ』(起きた)


佐久間「あなたまだ目閉じてて?」


『なんで?』


髙橋「まあいいから」


『よくわかんないけど分かった』










目を閉じてたら寝そうなんです誰か助けてください


さっきの優斗地味に上から目線だったな










ん?


獣臭がするのは私の気のせいでしょうか?















『やだ、なんか企んでるでしょ』


京本「別に?」


髙橋「なんも企んでないけろ」


『優斗滑舌治そう?』


七五三掛「あなたそれこの前買ったやつ?」


『あ、そうそう、この前一緒に買いに行ったやつ!』


『白の方がいいかと思ったけど黒にしてよかったわ!
アドバイスくれてありがとう』


七五三掛「別に、あなたはなんでも似合うからね」


佐久間「あなたなにそれ聞いてないんだけど」


『今のは気のせいだよきっと、ね、きょも』


京本「バッチリ聞いてたよ!」


佐久間「なんか今日の服もお揃いっぽいし」


『黒の大きめTシャツに白スキニー』


七五三掛「白のTシャツに黒スキニー」


京本「ほんとだ今気づいた」


『最近服の趣味似てきたよね』


七五三掛「俺のおさがりとかも着てるもんね」


『サイズちょうどいいもん、
私も着れるようなデザインだし』


七五三掛「スキニー探しに行ったりもするし」


佐久間「俺の服は欲しいって言わないのに」


『さっくんの服はね、大きすぎるんだもん』


京本「さっくんでも結構ぶかぶかだもんね」


髙橋「そろそろいいかな?」












さっくんに手を引かれしばらく歩いた後


服の話題に一切入って来なかった優斗が


目を開けていいよなんていうので


開けた瞬間は


私の奇声が響き渡りました


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