第295話

愛が故に
8,484
2020/09/17 21:00



佐久間side



















『俺ポスト見てくるー!!!』


阿部「行ってらっしゃーい」


































ども!!佐久間さんです!!!


あなたガ毎日朝から真夜中までお仕事なの


最近全然寝てないんだよ?


って心配な佐久間さんですどうも


なにか届いてるかなー?


って見たポストに入っていたのは、切手も住所もない


雪風あなた様と書かれた封筒だけだった


これは馬鹿な俺でも分かるよ


誰がが直接この家のポストに入れたんだよ


急に不安になって急いでみんなの元に戻った


































深澤「おかえり、なんかあった?」


『ねぇ、これ、、』


岩本「あなた宛のがどうかした?」


阿部「待って、住所は?切手もないじゃん」


宮舘「ほんとだ、」


渡辺「え、それって」


向井「誰かが直接入れたってことやんな?」


『やっぱ、そうだよね、』


目黒「開けてもいいかな」


「「(全員頷いてる)」」


目黒「開けるよ?」


岩本「手紙と、写真?」


『、、、え?なにこれ、』


渡辺「きもちわる、」


向井「しかもこの写真あなたやん」


深澤「これ手紙もう1枚入ってるよ」


宮舘「これって、どういうこと、」


阿部「ストーカー、ぽくない?」


































封筒の中には愛してると結婚しようが


ぎっしり書かれた紙ともう1枚には


「なんで無視するの?気づいてるんでしょ?
気付いてるんなら話し掛けてよ、ずっと見てるよ
だから早く結婚しようね」


なんて書かれていた


やばい吐き気する気持ち悪い


しかも3枚の写真が入ってて、それは全部盗撮だった


文章的にこれが初めてとは思えなくて


あなたの部屋に今までのが捨ててあるんじゃないか


と思って入ると、案の定ビリビリに破かれた


愛してる、結婚しようの手紙と写真が


ゴミ箱に捨てられてた


みんなに見せるためにそれを全部持って降りた

































『これ、部屋に捨ててあった』


目黒「何通分だよこれ」


深澤「これはストーカーでいいんだよね」


阿部「うん、」


渡辺「これってどうすればいいの?」


宮舘「あなたに聞いても濁されるよね」


岩本「なんのために俺らがいるんだよ」


向井「ほんとそこだけ変わらんのやろ」


『なんかあってからじゃ遅いよ』


岩本「とりあえず何もなしに言っても
あなたのことだから濁してくるでしょ、
だから今日帰ってきたら聞こう」


『わかった、』


深澤「佐久間大丈夫だよ」


『だといいんだけど』


































正直彼女が他のやつに結婚しようとか言われるのは


嫌だし、ずっと見てるよは普通に気持ち悪い


でもこうやって写真撮られてる時点で


俺はあなたのことを守れてない


あなたと合流してもどうしても気になって


普通に過ごせなかった気がする


あの時、俺もあなたと一緒に行けばよかった














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