第244話

大波乱な1週間
9,362
2020/04/20 15:17



あなたside


















『お、はよ』


「「………」」


































3日目


今日は挨拶の返事なし


みんなから睨まれただけだった


小野寺さんと楽しそうに話してるし、、、


結構辛い、、、かも


いても空気みたいに扱われるだけだし


事務所内ふらふらしてようかな


































向井「どこ行くん?」


岩本「関係ねぇよ、気にすんな康二」


向井「そっか、俺らには関係ないもんな」


『関係ない、ね』


































何年も一緒に活動してきたのに関係ないのか


たった1日で、こんな事になるとは思っていなかった


さすがにショックだよね


私がどこにいようが何しようが関係ない


私だってそろそろ自由になりたい


楽屋を出てのんびり歩いてると後ろから声がした


































京本「あなた〜」


『あ、きょもじゃん』


京本「やほ」


『ん、』


京本「何かあったの?」


『別に?リフレッシュの為に散歩してたの』


京本「へぇ〜、それにしては背中が泣いてたけど」


『きょもの気のせいだよ』


京本「そう?俺も散歩しよっかな〜」


『一緒に来る?』


京本「行く〜」


京本「その前に飲み物買う」


『財布忘れてきた』


京本「素直に買ってって言えばいいのに笑」


『オレンジジュース買って』


京本「だと思った、はい」


『ん、てんきゅ』


『オレンジジュースはなっちゃんしか勝たん』


京本「そんな違うもん?」


『全然違うよ、』


京本「やっぱ背中泣いてる」


『気のせいだって』


京本「抱え込もうとするのあなたの良くない所だよ」


『泣いてないし、抱え込んでない』


京本「辛いならいつでもおいで」(ぎゅっ)


『辛くないよ』


京本「今すぐとは言ってないよ」


『うん、ありがと』


佐久間「あ!あなたみっけた〜って、
なんで大我に抱き着いてるの!!!」


『え、あ、なんでもないよ!』


京本「さっくんだってずっと抱き着いてんじゃん笑」


佐久間「そうだけどさ〜」


京本「あれ、もう時間だった?」


佐久間「そうそう、もう時間なの」


『あ、じゃあ行かなきゃだね』


佐久間「うん!行こ!きょもじゃあね!!」


『ばいばい、!』


京本「またね〜」


































私の手首を掴んで無言でどんどん進んでいくさっくん


結構力が入ってて痛い、血が止まりそう


楽屋につくと背中を押されて転びそうになりなるのを


なんとかこらえてみんなの方を見た


やっぱり睨まれてるよ


世の中に冤罪ってあるんだね


みんなが睨むように私もみんなを睨み返した


あーあ、失望しちゃったな


































佐久間「こいつ、大我にチクろうとしてたんだけど」


深澤「うわ、自分が悪いのに」


小野寺「あなたちゃんってぇ、、、
どこまでも性格悪いんだねぇ♡」


『、、、』


ラウール「言い返さないって事は自覚あり?笑」


目黒「引くわぁ笑」


阿部「とりあえずチクろうとした事は許せないな〜」


小野寺「ゆのは許してあげるよぉ♡」


宮舘「ゆのは優しすぎるんじゃない?」


小野寺「だって可哀想だもん♡」


渡辺「可哀想とか思わねぇんだけど、
だって始めたのあいつじゃん」


岩本「自業自得だよな」


向井「ほんまよな〜」


































みんなは無視して睨んでくるだけ


でもそれが凄く辛い


小野寺さんは殴ったり、蹴ったりしてきた


手首踏まれたのが凄く痛いし動かない


少しずつ腫れてきたから一応包帯巻いといた


こんなんで辞めさせることなんて出来るの?


今のままなら私が辞めた方がいいんじゃないかな


そう思いながら今日が終わっていった


数日前とは大違いだな


今、一人暮らししててよかった


一緒に住んでたら家に帰れなくなるとこだったわ









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