めめラウ「おはよーございまーす」
「おはよー」
控室にメンバーが集まり始める。
照「ねぇふっか緊張してるでしょ〜笑」
ふっか「…してない」
9人が集まれば一気に賑やかになる。
康二「雪ちゃん、デート楽しかった?」
「楽しかったよ〜!」
朝から盛り上がるメンバーに、今日の流れと来週のスケジュールを配る。
阿部「え、目黒めっちゃ忙しくない?」
目黒「まあ売れっ子なんで?」
翔太「うっっざ」
「目黒はドラマ終わるまで大変だと思うけど頑張って。あ、今日は私も付き添うから」
目黒「え、やった。ありがとうございます」
佐久間「おい、俺の雪に変なことすんなよ」
目黒「しませんよ。可愛い彼女が待ってるんで」
「目黒、そういうことくれぐれも誰かに聞かれないように」
目黒「…はーい」
不貞腐れた目黒に舘さんが話しかける。
スタッフ「Snow Manさーん!移動お願いしまーす!」
「じゃあ、みんな頑張って!」
ラウ「ありがと雪ちゃん!頑張って来るねー!」
無邪気に笑ってガッツポーズをしたラウちゃんは、スイッチが入った顔に切り替えてスタジオに向かっていった。
地震発生まで残り5時間…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。