全員がマッチボックスに乗り込み、第8に帰る途中皆が何を話せばいいのか戸惑ってる中
森羅が口を開いた
なぁ、あなた。なんで言いい返さなかったんだ?いつものお前なら全部論破するくせに
私が良い返せるのは相手が間違ってるときだけだから
あの人の言ってたことは全部本当だし
私には反論する資格はない
返事をした彼女のこえは、いつものトーンで
無理に明るくしようとしているのがわかった
なら、あの人が言ってたようにお前が焔ビトにしたっていうのかよ!!
どうだろう。わかんないや
でも、少なくとも私の周りで異常なほどに人体発火が、起きているのは事実だ
彼女は笑顔で答えたが、
それは感情がこもっていない作り笑いだった
だからってあの人をあのままにして良いのかよ!!
あのままじゃあの人はずっとお前のせいだと思い込むんだぞ!?
…むしろそれで良いんだよ
はぁ!?
だって誰かのせいにしたほうが楽でしょ?
誰かのせいにしてしまえば、その人に対して当たれるし怒れる
でも、誰のせいにもできなければやり場の無い怒りと喪失感だけか残る…そんなの辛いでしょ?
だからってそれにお前がなる必要なんて
じゃぁ、誰がなるの?
それh
それに私が焔ビト化の原因だと思わせればあの人は、自然に私から離れていく
そうすればあの人は焔ビトにならない、自分達は安全て思えるでしょ?
だから、ああいうふうに勘違いしてくれる方が
都合がいいんだ
でも、お前が焔ビトにしてるわけじゃないのに…
…………別にもう合うことのない人に、どうこう言われたって関係ないだろ
それに私が良いて言ってんだから良いんだよ
そう言ってあなたはいつものように笑って森羅の頭を雑に撫でた。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。