あなたSide
私の名前は 響 あなた
高校2年生
涼介といつも登下校している
実は、涼介の事が好きなんだよぉて。
でも、知ってるんだ。涼介の好きな人。盗み聞きしちゃったの。
────昨日の放課後────
る … るちゃん 、
響か …、
────現在────
私達は学校につき、1時限目に入った
教えてくれたっていいじゃん!
けち!!
今日はずっとぼーっとしてるらしい。
ンート、ヒビキッテヤツ ……
ンート、ヒビキッテヤツ ……
あぁ、頭痛い
今なんて言った!?
強制!?そんな事言われなくても付き合いますーだ!ばーかばーか!
まぁ、いっか。
好きだよ
涼介
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!