_あなたside_
私は論に連れられて、
とある場所に向かわされています。
すると論は手を繋いでいない"片方の手"の指で、
私の頬を優しく押してきた。
(プニッ)
私は"好き"という言葉に反応してしまった。
実際私に言ってる訳じゃないのに…
なんでこんなにドキドキしてるんだろう。
(ピタッ)
すると論は、私に"冷たいもの"を当ててきた。
三里もそうだったけど、
なんでこんなに私のこと考えてくれるんだろう…
ペットボトルの蓋を開けて、
少しずつ麦茶を口にした。
何故かいつもより美味しく感じるな…
隣を見てみると、
少し汗をかいて額に手を当てている論がいた。
カッコいいな…
今日は昨日よりも日差しが強いしね~…
ん…? カッコいい…?
私何を考えてるんだ…!?//
(ギュ)
今度は私から手を繋いでやった。
仕返しだよバーローw
↑(喋り方どうした…?) by 主
そして私達が歩き始めてから数分後、
ついに目的地に到着した。
癒し…?
目の前の建物の看板を見てみると、
[猫カフェ]という文字が書かれていた。
(ガチャ)
店員[いらっしゃいませ~
ようこそおいで下さりました!]
↑ (敬語可笑しくないかな? 主は敬語が苦手です。)
カフェの中に入った瞬間、
店員さんと沢山の猫達が私達を出迎えてくれた。
私は早速猫の頭を撫でた。
気持ち良さそうな顔してる… 可愛いな~
だから論は猫から離れたところに
"ちょこん"と座っていた。
なんかこの光景ツボるw
そして猫カフェにいる時間は、
まったりと癒しを貰いながら過ごしました。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。