その後 、バチバチに火花を散らしてた凛とイサギくんを何とか引き離し、相部屋にやってきた。
どうやら2次選考の時はマネージャーも引き抜かれたチームと共に生活を過ごさねばいけないらしい。最悪です。
時光 「 あっ、おかえり〜 !改めてよろしくね、蜂r ……ぶぐぇぇぇえ!!? 」
ドアから入ってきたのは 蜂楽 廻。
ベッドの上でスマホを弄っていた小波あなたも、時光の奇声を聞き視線を移した。
あなた 「 もう何、うるさ…… 」
時光 「 小波さん!?小波さんー!?!?」
蜂楽 「 いいお湯いいお湯♪ 」
時光 「 いや、ちょちょ、なんで裸のまま歩いてんの!? 」
蜂楽 「 ほえ?人間だから生まれたままに戻るのだ 」
時光 「 どういう名言!?!? 」
あなた 「 ち〇こしまえし 」
時光 「 モロ言っちゃってるぅぅぅ!!! 」
蟻生 「 おい裸族 」
蜂楽 「 ?なにー? 」
蟻生 「 その自由なstyleは認めるが前ぐらいは隠せ。 公然わいせつオシャでとっちめるぞ 」
あなた 「 ( 公然わいせつオシャ……!? ) 」
蜂楽 「 えぇ〜 、ごめーん 。でも気持ちいいよ、裸族 ♪ 一緒にやる? 」
あなた 「 裸族ってかお前に関しては丸出しマンで良くない 」
時光 「 小波さんは静かにしてて………!! 」
凛 「 変人しかいねーのかこの部屋は 」
蟻生・時光・蜂楽
「 ( おまえに言われたかねー!! ) 」
あなた 「 私入れんなよオイ 」
蟻生 「 ところでなんでそんなに男性下半身オシャを見慣れてるんだ 」
あなた 「 えー? 」
時光 「 ( 確かに……! なんでそんなに驚きもしないのか気になる…… )」
あなた 「 冴と凛ので見慣れたから 」
蟻生 ・ 蜂楽 ・ 時光
「 ………………………!? 」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。