さすが凛 、という事もあり 押されているイサギくん達のチーム 。
初っ端から戦う相手間違えてる感凄いけど……
どうしよう 、このままじゃ負けちゃうし
あなた 「 が っ 、がんばれ 〜 。 」
私は 、フィールドで頑張っているイサギくん達に、控えめにエールを送った 。
-------❁ 糸師 凛 side ❁-------
試合は終盤 。 点差的にも 少し余裕がある
兄ちゃんを潰す事 、そしてあなたに振り向いてもらう事。 それが今の俺の全て
凛 「 っ………… 」
ボールが 、俺に渡ってきた 。
今お前の瞳に映っているのは、俺なんだ
少しでも カッコつけたい
少しでも 意識させたい
俺は 、ベンチにちょこんと座るあなたに、ほんの一瞬目をやった 。
あなた 「 …… が ん ば れ 」
凛 「 …………っ!? 、」
確かに今 、目がバッチリ合って 、口パクで……
ホントにお前はずりぃんだよ 、いつもいつも
男の俺が いつもお前にリードされてばっかりで
……悔しい 。悔しい悔しい悔しい
少し焦りを含めてしまい 、入るか不安だったが 、何とか俺のゴールが決まった 。
蟻生 「 ナイスオシャゴール 」
凛 「 ………… おう 」
潔 「 ………… くっ」
なんでフィールド上の主役は俺なのに
どうしてお前の目にはいつも 、兄ちゃんが映ってんだよ…………!
内容が薄い……
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。