第12話

模擬戦、真実は? / 十話
201
2020/06/06 04:46
一体何をしていたかと言うと………?


(戦闘だけ会話以外の文多めです、注意)







あなた

あ、アメリカどうしよう!!!地図どっかに落としちゃった!!(小声)

アルフレッド/アメリカ
えぇっ!?!?建物に入ったあとならすぐ見つかるだろう!?(小声)
あなた

わかんない!!しかもアーサーが音聞いてたらそう簡単に動けないんだよ!!!!!(小声)

あなた

もー俺のバカ!!!!(小声)

アルフレッド/アメリカ
君地図に目を通してなかっただろう?!?!単独行動出来ないじゃないかー!!!!(小声)
あなた

もういいよ!手探りで探す!!!たとえギルが駆けつけても1対1に変わりないんだし!アーサーがきたら一瞬でここに来てよねヒーロー!!!(小声)

アルフレッド/アメリカ
あー、わかったわかった。分かんない部屋あったら早く言わないと俺にまで迷惑かかるんだからね?!?!?(小声)
ぷつっ
あなた

き、切られちゃった。。まあそりゃそうだよな。。。。。

足音をあまり立てずにそろそろと、当たりを警戒しながら歩く。

モニター室
ヒロアカ側
轟「何やってるんだ?
ヒロアカ側
切島「さっきめっちゃ焦ってたけど、何だったんだろーな。
ヒロアカ側
八百万「轟さん、別のモニターにアーサーさんが映っていますでしょう?聴診器で足音を聞いてらっしゃるんです。
ヒロアカ側
轟「??三階建てのデパートだろ。聴診器で聞けるわけねぇじゃねぇか
ヒロアカ側
爆豪「オリジナルだろ……ケッ
ヒロアカ側
八百万「一度教えてもらいました。私のように構造が理解出来てさえいれば、別のものを生み出すことも可能らしいです。
もっともどうしてそうなるのか、と理解していないといけないらしいのですが。
ヒロアカ側
麗日「あ、私聞いた聞いた!強化とかそれくらいなら構造だけで大丈夫なんやって!
ヒロアカ側
轟「そうなのか。。なら、このデパートと主権はほぼアーサーじゃねぇか
ヒロアカ側
緑谷「ギルベルトくんと入念に作戦練ってたからね。僕じゃ全く理解できないくらい。
ヒロアカ側
切島「あー、たしかに!○○理論とか言ってたが、ヒトラー理論とか距離理論とか……。楽しくできてるのはいい事だよな!!
ヒロアカ側
八百万「ヒトラー………







.
あなた

うう、戦闘は避けたい。戦闘は避けたい。。

ザザッ
あなた

!?!?

ギルベルト/プロイセン
残念だったな、戦闘は避けられないようだ。
ギルベルト/プロイセン
ケセセ!まさか距離理論で大音たてながら道作ってきたのに、それに気づかねぇ程ご乱心だったとはな!!
あなた

し、しょうがねぇだろ!!!地図無くしたんだよバカ!!!!
てか道作ったってそれ壊してきたんじゃ……

ギルベルト/プロイセン
ぶっwwwwww
あなた

笑うな!!!!てか無視するなよ!!

ギルベルト/プロイセン
まあもうすぐ終わるんだし、地図なんて必要ねぇぜ!
あなた

君が負けるってことでOK?

ギルベルト/プロイセン
ンなわけねぇだ、ろ!!!
ビュンッと足が頭上を通り過ぎる。
構えから見て咄嗟に頭を下げたが、それでもギリギリだ。
ギルベルト/プロイセン
はっ、次はどうかな!!
ブンッ ビュンッ
なんども腰あたりの高さの蹴りを与えるが、ギリギリのところで当たらない。
あなた

あ、あぶっ、、あぶな!!!
おいダメだろ暴力反対っ!!!!

ギルベルト/プロイセン
俺は賛成だなっ
あなた

この暴力男っ!!!

あなたが蹴りあげられた足を掴む
ギルベルト/プロイセン
うおっ!!
だがギルベルトの片手を掴んで組みつこうとした途端、好きを狙って反対の足で左頬を蹴りあげた。
見事宙で一回転し、そのまま着地。
ギルベルト/プロイセン
お前もそこそこ危ねーじゃねぇか。武器持ってないんだから手加減しろっての。。
あなた

手加減したら全身の骨が折れちゃうよ

上着の袖を破って刃引きされた槍を作りだす。
少しの布切れが大きなやりに変わるのだから、便利な個性だ。
ギルベルト/プロイセン
チッ……その胸の賢者の石でも、潰した方が楽か?
あなた

辞めてくれよ、破片があっても修復に半日かかっちゃうんだから

ギルベルト/プロイセン
半日なら万々歳だ!!!
タッと身を軽くしてかかってくるが、槍が邪魔で懐に入れない。
あなた

そう簡単に倒されたらたまったもんじゃないからね!!アルの為にも時間稼ぎしてもらうよ。
わかった?アル

アルフレッド/アメリカ
《了解なんだぞ!!》
(小声の会話に《 》入れるの忘れてましたすみません)
ギルベルト/プロイセン
!!!!アーサー、アルに気をつけろ!確実に1対1だ
アーサー/イギリス
《了解した》
インカムに気を取られた途端、あなたが槍でギルベルトの腹辺りを切る(というかほぼ殴る)
ギルベルト/プロイセン
ってぇ…………!
腹を摩っていると、シュッとあなたが槍を剣に変えた。
ギルベルト/プロイセン
(カットラス……? こんな広いところで水兵用の剣をなんで………)
あなた

あんまり壊しても弁償は要求されないようだし、暴れ回ってもいいんだけど……

あなた

俺はそれより賢者の石が心配なんだよ

ギルベルト/プロイセン
(!、そうか)
ギルベルト/プロイセン
(ますます賢者の石を壊す展開になったな……!!久しぶりに頭働かせて気持ちいいぜ!!!)
ギルベルト/プロイセン
ケセセ!
あなた

なんだよ、気味悪いぞ

ギルベルト/プロイセン
蹴りと剣だろ?俺の得意分野だ!
あなた

とにかく早く終わらせたいんだよ!!!かかってこい!!!!

ギルベルト/プロイセン
その言葉、甘えさせてもらうぜ!!
助走をつけ宙で一回転するギルベルト
そのまま距離を詰めて回し蹴りをする
あなた

がっ……!!
お、、い!!!顔面狙うなよ……俺がフランシスなら大激怒だぞ…!

あなた

俺は優しく腹で勘弁してやってるじゃないか!

左手で重心を支えながら、ギルベルトに対して軽く素早く、剣を入れる。
ギルベルト/プロイセン
ふっ、、また避けずらいのをなぁ……!!
二撃までは避けたが、早いため三撃目は軽いが剣が当たったらしい。
当たった腕をまた擦りながら呟くが、今はそんなことはどうでもいい
ギルベルト/プロイセン
やられてばっかじゃ詰まんねぇよ!!!
構えの体制から少し傾いた隙を狙って、右脇にフックをかます。
あなた

いっ、、、痛い、痛いって……もう避けられねぇよお前早すぎ!!戦いたくねぇっ!!!

軽く吹き飛び壁にぶつかったあなたは大声で小言を漏らす。
いつまでも子供っぽいが、状況としてはそんなこと言ってられない
すぐさま体制を整え、後ろへギルベルトの方向を向いたまま走り、また袖をちぎってクロスボウと矢を作りだす。

すぐさま引いて打つと、見事ギルベルトの左肩に刺さった
ギルベルト/プロイセン
くっそ痛てぇじゃねぇかコレっ!!!
荒く引き抜いて矢に視線をやるが、毒薬の匂いや痕跡はなかった。
恐らくただの足止めだろう。
ギルベルト/プロイセン
おいもっとこっちにっ………あれ
その先にはあなたの姿はなかった。
足音は聞こえてこない。靴音がよくなるというわけでもないので、多分そう遠くは無いのだが………


逃げられたことに変わりはなく、追うと言ってもここを出ればデパートの中心。螺旋階段の前。

見つけることは不可能だろう
ギルベルト/プロイセン
カットラスの意味ねぇじゃねぇか!!!!!!






.
あなた

なんかやり残したことある気がするんだけど……まあいいか!

クロスボウを軽い盾に変える。



ギルベルトの声がどれだけ大きかろうと、彼の耳に届くことは無かった。

プリ小説オーディオドラマ