パニック状態になっていたら...
その男性は変なことを言い始めた
え...今....ほっぺに....
キスした?!
あの人はどっかいってくれたけど...
一応お礼は言っておいた...
でもなんで紫耀さんが...?
そうこうしてると...
急いで帰った
案の定 廉さんはキツかった
さっき作ったルーを流し、
新しいのを作り始めた
でも..
私の分のカレーが足りなくなった...
きっと さっき掴まれた時に パッケージが潰れてしまったんだろう....
私の分は諦めて...
とりあえず廉さんの分を渡した
カレーを受け取ったらすぐに部屋に戻ってしまった...
海人くんを部屋まで呼びにいこうとした時....
勇太さんに声をかけられた...
階段から降りようとした時....
ツルッ
足を滑らせてしまった....
でも...
勇太さんが先に降りて...
私の下敷きになってしまった...
大丈夫なのかな...?
心配になって....
顔を覗き込んだ...
私は無意識に勇太さんの手を掴んで部屋に連れて行った
この後手当をして....
台所へと向かった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!