家族写真やお母さんが残してくれたお金、服や宝物などをスーツケースに詰めて準備をした
お父さんに手紙だけ書いて台所の机に鍵と手紙を置いて外に出た
私は新幹線に乗った
すると前の方から聞こえてきた..
1人の女の子が泣いていた...
気になったのでその子のところへ向かった
話しかけてみた
すると
どうやらジュースをこぼしてしまったらしい...
どうにかできないかと考えて
とりあえずハンカチで服を拭いてあげた
でも...
ジュースを飲みたいらしい...
でも車内販売でもジュースは売り切れだった...
その時...
それより...この若い男性は誰なんだろう...
若いのにこんなことするなんて..
よっぽど良い人なんだろうな..
考えていたら..
私に話しかけてきた..
ん?
待ってよ?
今なんて言った..?
おばさん?
え?
思わず声に出してしまった..
そしたら...
なんなのよ...
そう思いながら席に戻った
一体誰なのか...
なぜか気になってしまった...
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。