第3話

新幹線
1,260
2020/02/05 14:21
あなた
あなた
よし!
家族写真やお母さんが残してくれたお金、服や宝物などをスーツケースに詰めて準備をした
お父さんに手紙だけ書いて台所の机に鍵と手紙を置いて外に出た
あなた
あなた
(お世話になりました...)
私は新幹線に乗った
すると前の方から聞こえてきた..
女の子
女の子
えーん泣
1人の女の子が泣いていた...
気になったのでその子のところへ向かった
あなた
あなた
大丈夫??何があったの?
話しかけてみた
すると
女の子
女の子
ジュースこぼしちゃった...
あなた
あなた
こぼしちゃったの...?
どうやらジュースをこぼしてしまったらしい...
どうにかできないかと考えて
とりあえずハンカチで服を拭いてあげた
でも...
女の子
女の子
ジュース飲みたい〜泣
ジュースを飲みたいらしい...
でも車内販売でもジュースは売り切れだった...
その時...
男性2
男性2
はい
飲みたいんでしょ?俺のあげるよ
女の子
女の子
いいの?お兄ちゃん!
男性2
男性2
いいよ?
女の子
女の子
ありがとう😊
あなた
あなた
良かったね!
それより...この若い男性は誰なんだろう...
若いのにこんなことするなんて..
よっぽど良い人なんだろうな..
考えていたら..
男性2
男性2
おばさん何ここで突っ立ってるの?早く席戻れば?
私に話しかけてきた..
ん?
待ってよ?
今なんて言った..?
おばさん?
え?
あなた
あなた
おばさん....?
思わず声に出してしまった..
そしたら...
男性2
男性2
そうでしょww なんかおかしいこと言った?
あなた
あなた
....言ってはないですけど...酷すぎますよ!
男性2
男性2
え?おばさん面白いねw
なんなのよ...
そう思いながら席に戻った
一体誰なのか...
なぜか気になってしまった...

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