来たのは....
優太さんだった....
前にもこんなことがあった気が...
優太さんの顔は....
まるで...
本当の彼女を守りたいって...
それぐらい...
真剣な顔だった....
男性は...
私のお腹にめがけて...
こぶしを作った...
お母さん.....
次の瞬間....
私のお腹ギリギリ辺りに...
2つの手があった...
その手は...
男性のこぶしを掴む優太さんの手だった....
男性たちは行ったけど....
優太side
紫耀とあなたさんがコンビニに行った....
その何時間後....
廉が急に家を出た...
声もかけずに急いで出て行った...
様子がおかしいことぐらいすぐわかるよ?
後を追っかけて...
角のところから見てたら..
紫耀があなたさんを抱いてた...
廉はそれを見て...
キレてる?!
その後....
駅まで行った...
すると..
急に廉が消えた...
あなたさんを1人にして...
ずっと見てると...
見知らぬ男性があなたさんに触れた...
表情的にあなたさんは嫌がってる...?!
そしたら俺は...
なんでか...
あなたさんの元へ向かってた...
なんで俺キレてるんだろ...
何者って聞かれて...
家政婦って言えばいいのに....
俺は....
彼女って言ってた....
弱そうって言われて...
でもあなたさんの前でいいとこ見せたくなったのか....
真剣な顔になってた...
次に瞬間....
男性たちが....
あなたさんを殴ろうとした...
でも俺は....
その手を止めた....
諦めてくれたら...
あなたさんが謝ってきた....
そんなことより...
廉は何してるんだよ....
それしかなかった..
俺の中で...
あなたさんは1人の女性になったのか..
1人にさせたくないって気持ちになってた....
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。