(家政婦さん...大丈夫なんかな...なんでか家政婦さんの前ではキツイ態度をとってしまう...受け入れたいという気持ちはあるのに....なんで受け入れれないんだよ....)
(今倒れてるのも俺の帰りが遅かったから....?普通ならご飯だけ置いて帰るのに...俺のことずっと待ってるとか....)
色々考えていたら....
ドサッ
家政婦さんが布団を蹴飛ばした...
(暑いんかな...?
というか家政婦さんも普通の女の子だな笑笑)
俺は改めて布団を被せてあげた
(なんで俺こんなに優しくしてるんだろ....)
(あーもんわかんねぇよ)
寝落ちかけた時...
紫耀!ごめん..次俺だよな?
勇太が来た…
おん
(あー家政婦なんかいらねーのになんで俺が見なきゃいけないんだよ)
(それにしても....寝てる姿が美由貴に似ている....)
(いや....ダメだ....美由貴とはもう....)
(でも....やっぱり似ている...)
(思い出したくないのに....ハァハァ)
美由貴...
過呼吸が起きた....
そしたら....
大丈...夫...ですか?
家政婦さんが起きてしまった
は?お前に心配されたくないんだけど?
ごめんなさい...((ケホッ
まだ寝といた方がいいんじゃない?
は...はい...迷惑かけて申し訳ないです...
迷惑かけた代わりに勇太さんの望み...家政婦やめますね...
ケホッケホッ
黙れって....
俺はさっき口に出してしまった美由貴という言葉が家政婦さんに聞こえていたなんて思いもしなかった....
次俺?よな?
うん....
(強く当たりすぎたなと反省をした...)
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。