第42話

2つの家の家政婦...8
935
2020/02/21 13:00
ドンッ
またぶつかってしまった...











ダメだ...













もう信号無視していっそのこと死んじゃおっかな....
あなた
あなた
ごめんなさい...
謝ってそのまま通り過ぎようとした時...
恭平
恭平
待ってくださいよ!
聞き覚えのある声がした...
後ろを振り向くと...
恭平
恭平
なんで戻ってきてるんですか?笑笑
恭平さんがいた....












なんで...?
あなた
あなた
な....なんで恭平さんが?
恭平
恭平
いや笑
それはこっちのセリフですよ笑
俺は普通に帰ってただけです笑
ん....?










あ....












そうか...













私恭平さんに送ってもらって...
私が廉に追い出されてそのまま逆の方向に走ったから恭平さんに追いついたんだ...
あなた
あなた
そういうことか!!!笑笑
恭平
恭平
....?!笑笑
恭平
恭平
んであなたさんはどうして?
忘れ物でもしましたか?
あなた
あなた
いや...
何もないよ〜?
恭平
恭平
その顔はなんかありましたね?
目が腫れてますよ?
あなた
あなた
あはは〜
間違えて戻って来ただけだよ〜
な....泣いてない!メ...メイク!
恭平
恭平
絶対違いますやん笑笑
あなた
あなた
......違うくないです!
恭平
恭平
じゃあ俺の横通り過ぎずに道聞いたりしますよね?笑笑
あなた
あなた
.........
もう1つの家の男の子に嫌われて追い出されちゃった....
どうしよ...(泣)
恭平
恭平
手貸してください!
あなた
あなた
へ?
恭平
恭平
やっぱり...
手冷たいです...
これ付けてください!
あとこのジャンバーも!
あなた
あなた
いや...大丈夫です!
恭平
恭平
付けてください!
恭平
恭平
なら...
恭平さんが私の背後へ行って肩にジャンバーをかけてくれた...









そのあと手を掴まれて手袋をつけてくれた...
あなた
あなた
恭平さんが寒くなります!
私のことなんか気にかけず自分を大切にしてください!
恭平
恭平
俺なんかどうでもいいから...
あなたさん寒そうだし
とりあえず今日は俺の家に来てください!
あなた
あなた
で...でも....
恭平
恭平
行きますよ?
この言葉と同時に恭平くんが私の手を握った...
あなた
あなた
ちょっ....


ありがとうございます!
恭平
恭平
やっぱあなたさんは笑顔が素敵ですね
あなた
あなた
そ...そんなことないですって!















恭平さんはいつも笑顔で....











素敵な人だ....















ーーーーーー














プーーーーーーー
恭平
恭平
あなたさん!前!!














ドン

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