拓哉「お邪魔します!」
○○「どうぞ!入って!お母さん〜!」
○マ「どうしたの?って拓哉くんじゃない!どうしたの?」
拓哉「こんばんは!お久しぶりです。お父さんの出張が終わってこっちの方に転勤になったのでもどってきました!明日からは○○と同じ学校に通います!あと家前と一緒で○○の家の前なのでまたよろしくお願いします!」
○マ「またお話できるのね。嬉しいわ!○○のことよろしくね」
○○「とりあえず私の部屋行こ!」
拓哉「うん!じゃあ少しお邪魔します」
2階○○の部屋
○○「なんか懐かしいね!毎日のように遊んでたもんね」
拓哉「で相談ってなに?」
○○「拓哉小さい頃よく遊んでたもんね斗亜って子いたじゃん?その子私のお隣さんでいつも朝会うの!でなかなか学校でも離れてくれなくて、いっつも一緒におるからある女の子に次斗亜と話したら許さないって言われて斗亜のこと避けてたの」
拓哉「そうだったのか、辛かったな。でも大丈夫だ明日からは俺が居る明日は俺と学校に行こ!」
○○「そうや拓哉!風雅と行くんやけどええ?」
拓哉「ええよ!てか前はずっとニシタク言ってたのに急になんで拓哉?」
○○「恥ずかしいから」
ギュッ
○○「拓哉?」
拓哉「俺○○のことずっと好きやった。引っ越すってなった時言わなきゃあかんって思ってたけど言ったら関係が壊れるんじゃないかと思って言えなかった。俺じゃダメか?」
○○「えっ〜!考えさせて。」
拓哉「ずっと待ってるから」
○○「うん!」
拓哉「そろそろ帰るわ!」
○マ「拓哉くん、○○ご飯できたわよ!拓哉くんの分もあるから食べってて」
○○「はーい!行こ?」
拓哉「うん、ご馳走になります」
1階
○マ「どうぞ!沢山食べてね」
拓哉「いただきます」
○○「いただきます!」
拓哉「美味しいです!」
○○「美味しー!」
○マ「ゆっくりしてってね!」
拓哉「じゃあお言葉に甘えて!」
○○「拓哉今日はお泊まり会せん?」
○マ「そうよ!せっかくだから泊まって行きなさい!○○も沢山拓哉君と話したいだろうしね」
拓哉「じゃあお言葉に甘えて!母に伝えておきますね」
○マ「その必要はないわ!もう伝えて置いたから!」
拓哉「ありがとうございます!」
○○「とりま食べよ!」
拓哉「おう!」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!