先程まで行く気満々だったけど、
いざ来ると、何故か緊張するんだよね笑
ガチャ
(親戚1)
あらま!○○ちゃんじゃないの!
久しぶり!大きくなったわね〜
(親戚2)
○○ちゃんかー!よく来たね!
すると、部屋の向こうから
さっきの子供たちと、あと男の子3人が
ジヒョクおじさんと一緒に出てきた。
(ジヒョク)
お!○○ちゃん来てくれたんだね
ありがとう。
(ジヒョク)
お前たちそこまで。
えー、今日はお集まり頂きありがとうございます。
話した通り、この息子達の引き取り親を
探したいのですが、どなたか引き取ってくれる家はありますでしょうか…。
(親戚1)
私の家は、自分の分だけでもしんどいので
パスします。
(親戚2)
俺も最低でも2人だけだな。
(親戚3)
俺んとこ1人だな。
(親戚4)
僕もパスしますわ。
そもそも、なんで他の子を
うちで育てないと行けないんですか?笑
(親戚1)
そうよ。そんなに軽く迎えられないわ。
(親戚3)
確かに、これから掛かるお金も俺たちが出すんだし、めんどくさい笑
その場にいた私は、大人にイラついていた。
今にも泣きそうな子供たち。
私の中で、何かが切れた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。