第23話
かぶと狩りじゃぁぁぁあ
もずくさんがリクエストして下さったお話です。
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やって来ましたこの季節!!
暑っついのに堅苦しい制服を着て見回り…
夏用の制服欲しいんだよね…ちゃんとしたやつだよ?
太陽がギラギラ眩しい今日、降って湧いた災難。
会議なのか分からないけど、全員が集合させられた。
この部屋には空調設備が全くないのでとっても暑い。
そんななか、汗ひとつかかないで寝ている総悟兄はすごいと思う。
するとゴリ兄が咳払いをして話し始めた。
💥💥🔫
そんなこんなで捜索を開始し、私たちはお城の近くの森へきた。
前回はここに居たしね。
ムシムシと暑い森の中を歩きながら作戦を考えることになった。
前回やってたよね、それ。
コレで。といい前回着ていたカブト虫の着ぐるみを何個か取り出した。
総悟兄って感とかは鋭いけど、抜けてよね…。 人のこと言えないけど。
ほらね。気づかれました。怖い怖いー。
そう言って木にベチャベチャマヨネーズを塗り始めた。 これも前回やってたね。
そう言って総悟兄を追いかけ回した。
サザ○さんとカ○オみたいだね。
ひとつ違うのはカ○オがサザ○さんに捕まらないこと。
考えている時間も勿体ないし行動しようという事で、その作戦に決まった。
転ぶなって遠足の先生みたいだね…(笑)
と馬鹿にした目で私を見てきた。
そうドヤ顔で言った瞬間木の根につまずいた。
走って追いかけようとすると
トシ兄が、まじで転ぶからやめておけと言われたので仕方なく追いかけるのを諦めた。
総悟兄黙ってイヤホンを付けて知らん振りをしている。
とぼとぼ森の中を歩いていると声が聞こえてきた。
「銀ちゃん、このカブトムシ欲しいアル!!」
「神楽ちゃん、これほんとにカブト虫?ルビーのような色だけど…」
「どーせコガネムシに誰が赤いインク塗っただけだろーが。それより金になりそうなやつ見つけてくれよ。」
カブト虫、ルビーのような色…
みんな顔を見合わせて頷いた。
それ将軍のやつやん!!
ていうか銀ちゃんって銀ちゃん達も来てたの!!
前回もあった気がするけど…
トシ兄はあからさまに嫌な顔をしている。
「あれ、あなたアル!!」
「あらあらみんな揃って何してんのー?」
「お仕事ですか?お疲れ様です。」
でたー!!最悪だァァ。
パチンコで、負けたんだなと察しその事についてはスルーする事にした。
お互い睨み合ってバチバチと火花がちっている。
神楽は最強のカブトムシを求め走って言ってしまった。
私達も近くにいたと思われる将軍のカブトムシを探しに出た。
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すいません。続きます!!