第34話
第1回にして最終回枕投げ大会!!
〖前回から続いています〗
部屋に戻ってくると机の上にびっしりと並んでいるごちそう!!
うわっこんなに食べれるのと思ったけれど
ここには神楽がいるから大丈夫か…。
「はーい!!」
と答えた私達はもう既に席に座り手を合わせていた。
「いっただきます!!」
楽しく雑談もしながら夕食を終えた。
お腹いっぱいになって
引いてもらった布団に寝そべりながら
バライティーでも見ながら笑っていると
とそよちゃんの指さすほうを向くと襖がスパッと開いた。
そこにあったのは枕の山。
_あっ、枕投げか!!
2人のの方を向くと目が合った。
私とそよちゃんは軽く頷き枕の山を3等分し自分の陣地に持っていった。
私も何度か枕投げはやったことがある。
1番思い出に残っているのは初めて枕投げをした時かな。
総悟兄がトシ兄を狙って全力で投げたんだけど
トシ兄が避けて後ろにいた私に当たった。
楽しい枕投げのときに全力で投げてくる総悟兄も悪いけど
トシ兄…庇ってくれよ…
本人は「反射的に避けてしまった」との事。
そのあと、全力で総悟兄に枕を投げつけた。
そして次やる時はトシ兄を盾にしてやろうと心に誓った。
懐かしいなと昔の事を思い出していると私の耳のスレッスレの所を
すごいスピードの枕が通り過ぎた。
投げたのは神楽だ。
_確かに枕投げってあてるやつやん。
何言ってんだ自分と心の中で笑いながら神楽に枕を投げ返した。
そよちゃんに全力で投げ良いのかわからなかったけれど
神楽が投げた枕を避けてたから大丈夫そう。
その後も全員が倒れるまで続けた。
お互いにあてられたりあてたり楽しんでいたらもうあっという間に寝る時間らしい。
そうしてもう一度お風呂に入り布団に入った。
疲れたのか神楽はぐっすり寝てるし
そよちゃんもうとうとしていた。
今日は楽しかったなと思いながら目を閉じた。
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遅くなってしまいすいません。
テストや模試とかでなかなか時間を作れず遅くなってしまいました。
この先受験生ということでもっと遅くなってしまうかもしれません…。
ですが、しっかりこのお話は完結させようと思っているので待っていてください。
いつも見てくれている皆様ありがとうございます。