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....静かすぎて怖い。
こういう時って、、大体俺から話振ってたっけ?
飛鳥は、目も合わせず、ご飯を食べている。
いつもの飛鳥と全然違う。
....冷めちゃったのかな。
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でも、これであなた来るって思ってたのに。
全然、来ない。
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俺は、飛鳥がお仕事の日、カイトの家を凸った
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いつもは、あなたといる時、すごく居心地いいし、楽しい。
だけど、今、あなたは、いない。なのに、寂しい思いにならない。
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いつもは、飛鳥が玄関まで来てくれるのに、今日は来ない。
ガチャ
部屋に飛鳥がいない。
家中探してもいない。
机の上に手紙が置いてあった。
ーあなたへー
しばらく実家に帰ります。
正直言うと、好きかどうか分からなくなってしまいました。ごめんなさい。
気持ちを確かめたいので、学校で会っても話しかけないで欲しいです。
自分勝手でごめんね。
飛鳥より
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。