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急遽開いた、お料理教室。
これから、家庭科とかで調理実習する時に怪我をしないように、と願って始めました!
飛鳥が猫の手をして、俺を見る。
どうしよ。
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どうしよ。
ぜーんぜんわかんないー....
ピタッ
あなたが、私をバックハグする形で、手を添えてきた。
こんな距離じゃ、いくら彼氏でも緊張しちゃうよ....
トン....トン....
パッ
ふと目が合う。
チュ
ここ数ヶ月、あなたのお料理教室は度々開かれ
飛鳥の上達は、半端なかった。
トントントントン
は、早い....
ぎゅっ
まぁ、それからというもの、お互いちょっと忙しく、お料理教室は、今後一切開かれなかった....
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。