私が目を覚ましたらベンチに横たわっていた
私は何のために戦国時代に行ったのか…
何のために姫ちゃん達にあんな事を必死に聞いたのか…
それはきっと今のためだと思った
私は去っていくすずめの姿に叫んだ
私は泣く前に去ろうとした
だけど、後ろから抱きしめられた
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私とすずめはやり直した
前みたいにならないように私は…私達は時々気持ちを伝えあった
私達がやり直す前の出来事は夢なのか現実なのかは分からない…
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今日は、すずめとデート♪
カフェに入って2人で出口に1番近いカウンター席に座った
このカフェは言っちゃ悪いけど人が居ない
大体は私達が占領しているけど珍しくお客さんがいた
私達から2個席を離したところにカップルがいた
そして、テーブル席に4人いた
ん?どっかで見たことあるような
そして、お客さん達はカップルも4人の人も立ち上がってお会計をしていた
私の後ろを通って外に出る時
耳元で囁かれた
私が振り返った時には
みんなそれぞれ外に出て行っていた
愛を忘れず生きていこう
大好きな人と一緒に
そして今度、もし出会ったらあの人達に
胸を張って幸せだ、もう愛を忘れないと言おう
ありがとう皆さん!皆さんの事も大好きでした!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!