私は、小さい頃から暗いところが大嫌いだ。
理由は私の両親の躾方に問題があった。
母親はいつもそう私を叱り、倉庫と言う昔お父さんが使っていたアトリエに放り込まれていた……
私は、何度も何度も扉を叩いて母親に訴えかけた。しかし、母親は私の声に耳を傾ける所か出掛けてしまった。
そのせいで私は、悪い事をしたら暗い場所に放り込まれると思っていた。
そしてもう1つ、暗いところが嫌いな理由があるそれは
私には、見えてはいけないものが見えてしまうのだ。
そう私が言うとそのお化け(?)は優しい声で
と聞いてくれる。
そう言っていつもおばけ(?)は、私を誘惑してくる。
そして……11年たってその声はきこなくなっており高校一年生になった私はその存在を忘れていた。
高校生になり、色々と私の環境は変わって行った。まず、あの母親が私一人を置いて家を出ていってしまった。
私が幼い頃から交際していた男と結婚したのだろう……
そしてもう1つ、彩月と言う親友ができたことだ。
私と彩月は、高校からの付き合いと言えかなり仲がよかった……
___彩月と別れて___
私が彩月と別れた頃にはあたりが真っ暗になって月も見えていた
とフラフラといつもの帰路を辿っていると
来たことも無い小さな神社についていた。
私が、石に彫られていた神社の造られた理由を読んでいると
どこからともなく聞いたことのある声が聞こえた。
私が聞くとお化けは答えた。
次回に続く
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。