第10話

10話
9,563
2022/09/11 11:00
大河
大河
凪くん、おいで
凪
はい





テレビを見ていた大河さんがひざをぽんぽんとしながら言う







隣に行けばいいのかと思い、隣に座った






大河
大河
そっちじゃなくて...ここに座って
凪
ここ、?
大河
大河
そ、俺を背もたれにするみたいに座ってよ
凪
あの、でも、まだお風呂に入れていないので
大河
大河
そんなの気にしなくていいのに
凪
...わかりました、
大河
大河
...ん...おちつく




大河さんが抱きついてきて、大河さんのおでこが肩にあたる





凪
ッ...//





昨日知ったことだけれど、僕は自分の右側がとても感じやすいらしい...






少し触れられただけで声がでてしまう





大河
大河
凪...
凪
ぁッ
大河
大河
ふふ、どうしたの?そんな顔赤くして
凪
んッ//




そんなことを言いながら、僕の右足...太ももあたりを撫でてくる




大河
大河
やっぱり凪くんって...身体の右側だけ、妙に感度いいでしょ
凪
ッ~
大河
大河
...可愛い
大河
大河
気持ち良すぎて泣き叫ぶくらいまで犯したい...
凪
ッ...大河、さん...
紅河
紅河
大河
凪
ビク
紅河
紅河
お風呂わいたよ
紅河
紅河
凪くんも入るでしょ?
凪
は、はい...入らせて頂けるのなら、
紅河
紅河
そんなに遠慮しなくても良いのに
大河
大河
一応言っとくけど兄さん、俺らは凪くんを誘拐してるんだよ
紅河
紅河
まぁそうだけど
紅河
紅河
...どうやったら、気兼ねなく話してくれるのかな
大河
大河
長い時間を共にするとか?
紅河
紅河
それじゃあ、ずっと一緒に居なきゃだね
大河
大河
そうだな...お風呂も寝る時もご飯を食べる時も...
紅河
紅河
そしたら...少しは心を許してくれるのかな











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