前の話
一覧へ
次の話

第1話

🖊
1,353
2021/03/25 14:02
五条悟
五条悟
君が箕島揶揄みしまやゆ
箕島揶揄(あなたの呪詛師時代)
…それが?
五条悟
五条悟
呪詛師として今から処刑を執行する☆
箕島揶揄(あなたの呪詛師時代)
はっ、やれるもんならやってみろ

この時、私は内心恐れていた。




ひと目見た瞬間からコイツが最強な男、「五条悟」だとわかったからだ。




逃げよう。とにかく逃げよう…。




たとえ、手足を引き千切られても!!

五条悟
五条悟
逃げても無駄だよ?

私が走り出した瞬間、五条悟は私を後ろから首を締めた。

箕島揶揄(あなたの呪詛師時代)
うぐっ…
五条悟
五条悟
ねえ、君はさ夏油傑って聞いたことある?

その名前は私が何度も呼んだ名前だった。




「夏油傑」





この方は私の命の恩人でもあり、ボスでもある。




きっとコイツは夏油様を殺そうとしているんだ…
箕島揶揄(あなたの呪詛師時代)
し、知らない!
五条悟
五条悟
嘘はいけないよ?

コイツは更に私の首を締めた。

箕島揶揄(あなたの呪詛師時代)
ああ゛ぁ…!!
箕島揶揄(あなたの呪詛師時代)
お゛まえ゛にはな゛すことはな゛い゛
五条悟
五条悟


その言葉を最後に私の視界は真っ暗になった。




------✂切り取り線

あなた

目を開けると、まず最初に見たのは髪を指に巻き付けながらスマホを見ている女の人だった。




そして、消毒の匂い。




まるで保健室みたいだ。




ここはどこだろう?

家入硝子
家入硝子
あ、起きた?
あなた
…??
家入硝子
家入硝子
君ね、高専前に倒れてたんだけど、覚えてる?
あなた
高専…?
家入硝子
家入硝子
そ、呪術高専
あなた
家入硝子
家入硝子
覚えてないみたいだね


呪術高専。




それは夏油様に頼まれて何度も情報を盗み出していた場所。




そして、呪術師の中心となるところ。




呪詛師の私がなんでこんなところに…?

家入硝子
家入硝子
名前は?
あなた
箕しm…

私はここで思った。




今ここで名を名乗り処刑されるより、ここに長くいて、色々な情報を盗み出したほうがいいと。




私はその場で作った名前を名乗った。

あなた
あなた。桐路きりじあなたです。
家入硝子
家入硝子
そう。呪術師でもなく、呪詛師でもなく、かー
家入硝子
家入硝子
でも、あなたには呪力がある。どう?ここの生徒になったら?
あなた
…は?


私、今年で24だぞ?何いってんだ?

家入硝子
家入硝子
あ、見つけた見つけた。
家入硝子
家入硝子
桐路あなた(16)ちょうど良いじゃん。転入してきなよ
あなた
16…?
あなた
私が…?
家入硝子
家入硝子
結構記憶が混乱してるみたいね
家入硝子
家入硝子
ほら

そういって、私にタブレットに写る私…ではない誰かを見せてきた。

あなた
これ…私?
家入硝子
家入硝子
まさか顔も忘れたとか言わないでよね〜?


そういって、私に鏡を渡した。




そこに映るのは箕島揶揄とは違う、さっきのタブレットに写っていた人の顔があった。











そこで思い出した。




私、「五条悟」に殺されたんだった。




じゃあ、今私は…

































































































































































































































転生したってこと?



-----✂切り取り線


                                               next➛

プリ小説オーディオドラマ