第7話

No.6
1,539
2020/08/06 00:44
💛💗
💛💗
ただいま〜
三波斗
三波斗
おかえり〜
清春
清春
部屋行っとるわ
慶一郎
慶一郎
風呂入ってくるわ。
小太郎
小太郎
行ってらっしゃ〜い!
慶一郎
慶一郎
行ってきま〜す
バタン
(なまえ)
あなた
そういえばさつきさんと小太郎さん遅かったですけど何やってたんですか?
三波斗
三波斗
そうそう!それ!
涼雅
涼雅
ほんっとに遅かったんだけど何してたの?
小太郎
小太郎
さっちゃんがお風呂の掃除で、僕がトイレの掃除
三波斗
三波斗
こたは分かるけどなんでさっちゃんが?
さつき
さつき
こたに無理やり連れていかれた。
涼雅
涼雅
ドンマイだわ。
小太郎
小太郎
まぁでも綺麗になったからいいじゃん。
さつき
さつき
まぁそうだけどさ。
三波斗
三波斗
あ、そういえばあなたちゃんってさ、
(なまえ)
あなた
はい?
三波斗
三波斗
なんか癖とかないの?
(なまえ)
あなた
癖ですか?
三波斗
三波斗
そう!直そうとしても直せない癖!
(なまえ)
あなた
親しくなると鈍り?が出ること、
三波斗
三波斗
他は?
(なまえ)
あなた
他、、、?あー、
怒ると、言葉がキツくなりますかね、、、
涼雅
涼雅
怒る時だけなんだ、、、どうしてだろうね
(なまえ)
あなた
分からないんですけど、
私の家族が全員そうなんです。
さつき
さつき
へー。じゃあ怒ったら1発でわかるね
小太郎
小太郎
キツく言われたらキュンキュンするね♪(*´∇`*)
(なまえ)
あなた
どういう...こと...でしょうか?
涼雅
涼雅
ほっといていいよ
(なまえ)
あなた
分かりました 笑
あとは周りから
癖っていうか面倒みがいいとは言われますね
小太郎
小太郎
りょがぴと一緒だ!
(なまえ)
あなた
そうなんですか(*^^*)
涼雅
涼雅
なんでか知らないけど僕も言われる
(なまえ)
あなた
同じです(*^^*)
.•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
(なまえ)
あなた
あ、すみません
小太郎
小太郎
出て大丈夫だよ
(なまえ)
あなた
ありがとうございます。
(なまえ)
あなた
もしもし?
(なまえ)の兄
あなたの兄
もしもしあなた?
(なまえ)
あなた
お兄ちゃん!?
涼雅
涼雅
‪Σ( ˙꒳​˙ ;)
(なまえ)
あなた
すみません。┏○ペコッ(ボソッ
あまり皆さんに迷惑がかからないよう部屋に行って電話をした
(なまえ)
あなた
どうしたの?急に。
(なまえ)の兄
あなたの兄
あのさ、今帰ったらあなた家におる?
(なまえ)
あなた
おるよ
(なまえ)の兄
あなたの兄
わかった
(なまえ)
あなた
なんで?
(なまえ)の兄
あなたの兄
実家に帰ろう思っとるんよ
(なまえ)
あなた
はっ?
兄に対する怒りが込み上げてきた

昔兄は母と私に暴力を振るい、不良とつるんでいた。
私には暴言を毎日吐いていた。

なのにまた実家に帰るだなんて。また母に迷惑をかけるつもりなのか。
また母を傷つけるのか。また母が昔と同じ生活を送らなければいけなくなるのか。
そんなこと許さない。母はもう傷つけたくない。
(なまえ)
あなた
何を言っとんの?
またお母さんを傷つけるつもり?
昔あれほど私とお母さんを傷つけとって
せやのに実家に帰る?そんなん許されるわけないやろ?
やっとお兄ちゃんが出ていって、私とお母さんに平和が戻ったんよ?
それをまた壊すつもりなん?いい加減にしや!
今までの気持ちを全部お兄ちゃんに話した。
(なまえ)の兄
あなたの兄
俺もう心入れ替えたよ。
今までほんとにすまんかった。悪いと思ってる。
だから許してくれ。
(なまえ)
あなた
心入れ替えた?悪いと思ってる?許してくれ?ふざけんとってーや
どうせお金が無いよーになって生活が苦しなったんやろ?
お兄ちゃんの考えとることなんか全部わかっとんよ。
お母さんに養ってもらおう思っとるんやろ?
いい年した大人が何を言っとん?
ちゃんと働いて自分のお金で生活しや!そんで親孝行忘れとらんやろね?
お兄ちゃんも働く大変さを知ってからお母さんに謝ったらどうなん?
お兄ちゃんのことなんて許す気持ちいっこもない!私にもお母さんにも!電話かけてこんで!
あと実家にも帰らんとって!お母さんが傷つくだけなんよ!
お兄ちゃんの顔なんかもう見たない!
(なまえ)の兄
あなたの兄
チッ
分かったよ。もう電話かけんとけばいいんやろ。
実家にも帰らんわ。じゃあな。
ブチッ

電話が一方的に切られた
(なまえ)
あなた
( ´︵` )ハァ…
リビングに戻ると皆さんは驚いたように固まっていた
声大きかったから聞こえちゃってたかな、、、
(なまえ)
あなた
すみません。煩くしちゃって、、、
小太郎
小太郎
大丈夫!大丈夫なんだけど、、、
(なまえ)
あなた
小太郎
小太郎
昔何があったの?
涼雅
涼雅
それ聞く?
(なまえ)
あなた
大丈夫です。話します。
さつき
さつき
ゆっくりでいいからね。
三波斗
三波斗
嫌だったら言わなくていいからね?
(なまえ)
あなた
簡単に言いますと、
昔、兄は母には暴力を、
私には暴言を吐いていました。
小太郎
小太郎
えっ。
(なまえ)
あなた
兄は母に暴力奮ったり、母の財布からお金をとって、そのお金で遊んだりしてました。
不良とつるんで、遊んで、夜遅くに帰ってきていました。
まともに学校も行かずに、高校生の時からそうでした。
(なまえ)
あなた
私は、兄から、
『死ね』『消えろ』『いなくなればいい』『生きている価値なんかない』
そういった、自殺に追い込むような暴言を毎日聞かされていました。
そして私は一時期、精神がおかしくなって、病院に運ばれました。
すると兄は、母にしていた暴力が警察にバレるのを悟ったのか、
18歳の頃家を出て、それ以来音信不通になりました。
(なまえ)
あなた
でも兄が家を出ていき、帰ってこなくなった時私と母は、
平和に暮らせるようになりました。
(なまえ)
あなた
でも今兄が『実家に帰ろうと思う』
そう言ってきたんです。だから腹が立ってしまって。
涼雅
涼雅
お、お父さんは?
(なまえ)
あなた
私が小さい時に病気で死んだと聞かされました。
ですから母は兄を大切にと育て、
かえって甘やかしてしまったんです。
誰からも怒られることの無かった兄は、自由になってしまいました。
三波斗
三波斗
(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)
小太郎
小太郎
三波斗大丈夫?
三波斗
三波斗
(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)
大丈夫じゃない、、、
涼雅
涼雅
ヨシヨシ(。・ω・)ノ(。ρω-。)
小太郎
小太郎
そんな過去があったんだ。
話してくれてありがとね( ﹡・ᴗ・ )
(なまえ)
あなた
いえ、全然大丈夫です。
でも本当に煩くしちゃってすみません、、、
さつき
さつき
今は精神的には大丈夫なの?
(なまえ)
あなた
はい、それは3年前なので今はもう完全に治りました!
涼雅
涼雅
トラウマ?
(なまえ)
あなた
少しだけですね、、、
慶一郎
慶一郎
ただいま〜
ガシガシ(頭拭き中)
小太郎
小太郎
おかえり〜って、、、!
ちょちょちょちょちょい!

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