『謙社〜』
長尾「あ、ひなちゃん〜」
道枝「うるさいで長尾」
長尾「なんで、俺だけ?」
藤原「ひなもうるさい」
『(๑ò ༥ ó )』
高橋「行きましょ」
ファン「あの、ファンです」
『ファンだって!ありがとう!!』
長尾「ほんま?ありがとう!!」
ファン「はい」
道枝「元気すぎる」
藤原「ほんまにな」
高橋「誰担なんですか?」
ファン「ひなけんです」
ひなけん「『やったぁ!!ありがとう!!』」
ファン「はい」
道枝「あ、もしかしてひなちゃんのブログみて?」
ファン「はい さっき向こうの方で大西畑とはっすんに会いました」
『西畑居たの?』
ファン「はい」
藤原「なんか言うとった?」
ファン「ひなちゃん達見掛けたら居たよって伝えてって」
『私も西畑に会いたい!』
長尾「いいですね、行きましょう!!」
『チラ))写真撮る?』
ファン「はい、お願いします」
数時間後
藤原「あそこ人集りすごいな」
高橋「ちょっ、、ひなちゃん?!」
道枝「ちょっ、、長尾?!」
『ギュー))…』
西畑「ちょっ、、離れて」
大西「あ、」
大橋「くっ付いててええよ」
西畑「え、離れて?」
『ギュー))やだ!』
西畑「え、ひな?!」
西畑「俺、てっきりファンの子かと」
『西畑気付いてくれると思ってたのに』
西畑「ギュー))ごめん!!」
『いいよ』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。