第32話

林間学校②
340
2020/04/27 11:12
林間学校当日。


学校に着いて自分たちが乗るバスへ向かう。


私たちの班は3号車。


バスに乗ると、既にラウくんと溝口くんが座ってた。


ラウール「あっ、あなたおはよー!!」


溝口「おっ目黒おっはよー!」


あなた「ラウくん、溝口くんおはよー!」


私は2人の後ろの席に座り、話ながらみんなが来るのを待った。


すると、同じ班の瀬田さんが乗ってきた。


あなた「瀬田さん、おはよう!」


ラウ「あっ瀬田さん、おはよー。」


溝口くん「おーっす!!」


瀬田さんは顔を真っ赤にして「おはようございます」と呟いた。


瀬田さんってシャイなのかな?


可愛い。


瀬田さんは私の隣に座り、荷物を下ろした。


あなた「瀬田さんとあまり話したことなかったよね。私、目黒あなた。よろしくね!」



瀬田「うん。よろしゅうね。」


すると瀬田さんは慌てて手で口を抑えた。


今、よろしゅうねって言った?


あなた「瀬田さんって、出身どこなの?」


瀬田さんは抑えていた手を外し、話し始めた。


瀬田「私福岡出身なんだけど、中学の時父の仕事の都合でこっちに引っ越して来たの。で、方言を知らない人が居て話が噛み合わなくて友だち出来なかったら嫌だから標準語で頑張って話してたんだけど、たまにさっきみたいに博多弁が出ちゃうこともあって……」


私は瀬田さんの話を相槌を打ちながら聞いた。


あなた「そうだったんだ。でも博多弁いいと思うよ。だから瀬田さんもこれからは私の前では普通に博多弁話してきてね。」


瀬田さんは笑顔で「ありがとう」と言った。



あなた「瀬田さん可愛い。ねぇ眼鏡外してみてくれない?」


私は瀬田さんがかけてる眼鏡を外してとお願いしてみた。


だって瀬田さん超可愛いんだもん!!


眼鏡外したら絶対可愛いよね?


瀬田「えっ!?」


あなた「お願い!ちょっとだけ……」


瀬田さんは「ちょっとだけね」と言って眼鏡を外してくれた。


えっ待ってめっちゃ可愛い。


こんなん男子が見たら惚れるわ。


あなた「瀬田さんコンタクトにしたら?そっちの方がめちゃくちゃ可愛い!」


瀬田「そうかな?」


私は首を縦にブンブン振った。


その後も2人でいろんな話をすると、私はあることを思い出した。


あなた「そういえば瀬田さんって下の名前何?」


瀬田「詩織だよ。瀬田詩織。」


詩織かぁ。


あなた「じゃあ詩織ちゃんって呼んでもいい?」


瀬田「うん!私はあなたちゃんでいい?」


名前で呼ぶことでお互いの距離が縮まった気がする。


その後LINE交換したりして話をしてたらあっという間に宿に着いた。