1A
私はきっと死んだ方がいいと思う
何をやってもうまくいかなくて
すぐに放棄しちゃうから
私にはきっと幸せは訪れないと思う
愛想笑いでしか笑えなくて
「いい子」にしてるだけだから
B
幸せを求めて生きたって
辛いだけじゃん
S
相談なんてできたら楽なんだよ
でもそれができないから苦しいの
歩いたってつまずいて転んで立てなくて
もういいやって思っちゃうの
2A
私は絶対死んだ方がいいと思う
何やっても足手まといで
すぐにダメになるから
私はきっと愛される資格ないんだ
他の人の目ばかり気にして
「悪い子」なのを隠しているの
B
辛さばかり噛み締めて
幸せがわからなくなったの
S
ここで止められたら楽なんだよ
でもそれができないから苦しいの
叫んだって泣いて喚いて嘆いて
希望ばかり求めちゃうの
C
違うの嘘じゃないの本当のことなの
見てもらいたいだけじゃないの
私だって色々悩んでるの
なんで… 信じてくれないの…
S
いつも思ってるの死ねたら楽だなって
でもそれができないから苦しいの
願ってダメで認めて欲しくて助けて
空ばかり見ちゃうの
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。