第9話

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2019/04/06 09:49
るぅと(くん)side
僕達の親は
元々体が悪くて
おとついくらいに亡くなった
僕達は高校生だからって
家に取り残されていた
親もいない
料理もできない
ジェルお兄ちゃんは
だんだん痩せていった
ぼくはこれ以上大切な人を失いたくない
だから、、
いちかばちかで
あなた先輩に、
僕の元カノに
連絡を入れた
あなた先輩は
気安く受け入れてくれた
それどころか迎えに来てくれるらしい
女の子の家だから
騒がないようにしないと
きっと、しっかりとした一軒家
に住んでるんだろう。
る「ジェル、、お兄ちゃん。」
ジ「なに、?」
る「荷物まとめて」
ジ「う、うん」
る「もう少しで来きますよ」
ジ「うん」
前までは
毎日のようにバスケしてたのに
今はもう元気もない
荷物をまとめ終わって
外に出てあなた先輩を待っていた
そうすると
でかい車が僕の家の前で止まった
僕達、、拉致られる?
と、思ったら
あなた先輩がいて
少しほっとした
る「乗りますよ、」
ジ「うん、、、え?」
__あなた先輩の家到着後__
予想より何千倍もでかかった、
あなた先輩も
親はあんまり帰ってこないらしい
ほんの少しあなた先輩の顔が明るくなった
あなた先輩の執事さんに連れられて
僕達は
部屋に連れてこられた
その部屋は
僕らの家を全部合わせるよりもひろかった
ジ「いいんですか?ここに住んで」
執事「ええ、あなた様のお望みですので」
る「ご飯は、、」
執事「全てこちらが用意致します」
る「あ、あの!ありがとうございます。」
執事「はい。では、ご夕飯までごゆっくり」
ベッドもあって
一部屋分くらいのクローゼットもあって
でっかいテレビもあって
家具は全て揃っていた
『どう、?こんな所でよければ住み着いてって』
る「先輩、ありがとうございます。」
『んん。なんもだよ?』
ジ「ありがとうな、」
『大丈夫です!遅刻しそうになったら
車出すんで!』
ジ「ほ〜」
『ゆっくりしてってね』
『__________。』
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はぁ
疲れたなぁ
私は
ベットに身を投げ出した
うっ、痛い、、
心臓あたりがすごく痛くなって
誰かに助けよ求めようとしても
立ちくらみが酷くって
目の前が急見えなくなって
最後に聞こえたのが
?「あなた、?」
だった
私、今日死んじゃうのかな
せっかく、新しい家族が増えたのに
『ありがとう、家族になってくれて。』
そうさっき言ったばっかなのに
なんで、?
何で私ばっかなの
ねぇだれか!
教えてよ、

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