無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第4話

ゴシップ 1
私の教室では、噂話が禁止されている。
全面的に禁止されてる訳ではなく、暗黙のルールのようなものでもあった。
例えば誰かが怪我をしたとしてその原因を話すと瞬く間に広まる。
「××ちゃん、腕おった原因がひき逃げらしいよ?」
「え、マジ…?」

だからみんなも極力話さないように、起こさないようにと黙っている。
私は無口な方だが友達はいる。未来というショートボブの可愛い子だ。
未来
今日のドッチボール楽しかったねー!また一緒のチームになれたら相手を全員ぶっ飛ばしちゃおー!
ニコニコ笑い、興奮した犬のように飛び回る彼女はどうも憎めなかった。
帰り道が同じ駅と言うだけで友達になった私たち、私もよく彼女に相談しているが外にソレが広まることもなかったので私が唯一信頼を築いてる親友でもあった。




帰り道、ふと未来が話しかけてきた。
未来
ねぇ、◯◯ちゃんは人のゴシップとか弱みとか見つけちゃったら他人に言っちゃう?
「そんなわけないよ」とはにかみ笑顔で返す。
そうすると満開の笑で返す彼女。、
未来
そっか!でも私は口を滑らしちゃいそう……あ!◯◯ちゃんのは絶対言わないよ!
焦ったように口を押さえ弁解の言葉を述べる。
駅に着いたら何を話そう。そう胸をときめかせながら駅へと歩みを進めた。