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第6話

紅色の花
私は幼い頃から、シロツメクサという白い花が大好きだった。
白くふんわりした花、青々としたクローバー。
その中から四葉のものを見つけたり、冠を作るのは私の趣味だった。

ただ一つ気がかりなことは、私の脳裏には真っ赤なシロツメクサが色濃く焼き付いてる。
どういう経緯で見たのか、どこで見たのかも覚えていない。ただ綺麗な赤なのは覚えていた。


高校生になった私は家の花壇でシロツメクサを育てていた。
栄養剤もどんどん与えて気がつけば花壇を超えて庭いっぱいに大きめの花がポンポン咲くようになった。
するとお父さんがベランダから顔を出した、私の母は幼い頃に病気で亡くなったらしい。

私は急いで学校に行く仕度をした。