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第12話

夢現。たまさ、玲紗、留美side
んん、、なんだろ、うるさいな、、。


「ぁ………」


そうだな、、
ブタさんをおともにして、みにいってみよう。


このこはたまさのおきにいりだから。


ぎゅってだっこすると、
おおきいめがたまさをみてるの。


「よし、、」


ドアにちかづいていくと、
すこしずつ、おとがおおきくなった。


たまさは、おおきなおとをたてないように、
そっとそっと、ドアをひらいてみた。


そこにいたのはおとうさんだった。


でも、、いっしょにいるおんなのひとは
だれだろう、、、。


みおぼえがあるんだけど、
どこでみたんだろう、、。


それに、、
ふたりともけんかしてるみたい、、、。


やだよ、、、。


「ん……………」


でも、、なんでいやなのか、
それもわからないよ、、。


なんでたまさ、こんなにかなしいの、、。














「………!玲紗ちゃん!」


「えっ、、」


目、が、、、覚めた。


目を見開いた瞬間、リビングルームの天井が映る。


私を呼んだ声の方に振り向けば、そこには留美さんが心配そうに私を見つめていた。


「ぁ…………えっと、どうしたの、、?
…………ていう、、より、寝ちゃってたみたい。
ごめんなさい」


ヘラリと笑えば、
留美さんは詰めていた息を吐き出し、
力を抜くように優しい笑顔を見せる。


「ふふふ、いいのよ、」


それから、私の頬をそっと撫でてくれる。


「三年生にもなって、いろいろ疲れてるんだと思うわ。……それにほら、、」


そこまで言うと、私からそらした留美さんの
瞳は鋭く、顔つきもやや険しくなる。


「留年生、、にも、
教えているんでしょ??…………」


「ぁ……………」


私、、夢みてるのかな。
留美さんが留美さんじゃないような、
怖い顔をしてる。


でも、夢でも、きちんと言おう。


「うん、、、でも、先輩もがん、ばってるし、、、
人に教えること、、とても、、楽しい」


「!…………そう。玲紗ちゃん楽しいのね、、、
そう……」


今度は、少し考え込むような顔。けれど、
どこか、深刻な雰囲気がする。


「……ねぇ、留美さん、、」


「ぁ、なぁに?」


「これは夢??」


「どうして?」


「えっと、、留美さんが、、いつもの留美さんと、
どこか違う、、感じがする、、から」


「ぇ………」


「?………」


「そうね、、これは夢かもしれないわね、、
玲紗ちゃん、最近疲れてるんだもの。
違う私が出てくる夢もしょうがないのかも」


「あぁ、、そう、だよね。、、よかった」


じゃあ私、、
夢の中でも夢を見てたのかな、、。


変なの、私。


「玲紗ちゃん」


「ん、、なぁに?留美さん?」


「玲紗ちゃんは疲れてるでしょ?」


「たぶん、、」


「そんなときは夢の中でも夢を見るといいのよ」


「ふふふ、何それ」


「いいじゃない、さぁ、お休み」


「お休みなさい。違う留美さん、、」


「えぇ」


***


ごめんなさいね、玲紗ちゃん。


でも、これはあなたのためだから。


あんな野蛮な男に、
あなたを会わせたくはないのよ。


平気だって笑うけれど、あなたはあの男を、
どこか畏怖しているじゃない。


頭をそっと撫でると、彼女はすり寄ってくる。


「お父…………さん」


「!…………熱に、浮かされてるのね、、」


非解熱剤。


「副作用は、」


《体はいたって健康そのものなのに対し、
原因不明の急な発熱。
その矛盾に脳の、、まぁとある機能がびっくりして助かろうと試みる。
その試みというのは死ぬ直前のように、
走馬灯を見るっぽいってこと。
走馬灯を見ることで死から逃れる方法を探しているともされる。
これまでの利用者の統計だと、
悪いことを見る率が高いね》


私は、かわいい姪を見つめ、それから頭を垂れる。


「………………ごめんなさい、玲紗ちゃん、、辛いものを見させてしまって、、、」