???side
ここはどこだろうか
なにもみえないなにもかんじない
なにもきこえない
わからない
おれはだれだろうか
ここはどこだろうか
ずっとこのままよこたわっていたい
はずなのに
なぜかからだがうごこうとする
トントンside
俺の前にはコネシマ
...らしきバケモノがいる。
しばらく睨み合いになっている、
が。ふと気づいた。
こいつは殺ることが出来ないのだろうか、
否、何か別の方法があるに違いない。
でも、どうやって?
とりあえずショッピ君に任せるしかないのか?
考えるより先に身体が動いた。
俺の自慢の"粛清剣"で
バケモノの足に斬り掛かる。
切れた感覚はない。
刃が少しかけそうな感覚がした。
ならば次は腕。
バケモノの回転かかと落としをひらりと躱し
怯んでいる隙に渾身の一振りをお見舞いする。
...切れた。
ここに居る全員がそう思っただろう。
実際腕が胴体から切り離されたのだから。
しかし、切れた腕は地面に落ちると蒸発し、
また新しい腕が生えてきた。
シャオロンがそう言葉を漏らすのも
無理はない。俺もそう思った。
直接取り押さえるしかないのか...
そう思っていると、
ゾムが何やら仕掛けている。
罠か?
一瞬ゾムに視線を落としたが、
またすぐバケモノの方へと戻した。
するとショッピくんが
え?
あいつ今なんて言った?
この場にいる全員が困惑する。
だが、反対はしなかった。
自然と言葉が出る。
そう言ったオスマンの語尾にめぅはない。
いつものJKの雰囲気は無く、
まるでマフィアのように感じる。
それぞれ一斉に動きはじめた。
ロボロが矢を打っている。
しばらく打っているとバケモノの視線はロボロへと向いた。
ロボロの所へ自慢の脚力で瞬間移動、
すると思いきやシャオロンが思い切り足を武器で殴って膝カックンさせていた。
シャオロンが怯んでいる。すかさずショッピくんが追い討ちをかけていく。
そこに俺とゾムも加勢し、ひたすら切った。
ダメージは与えられているはずなのに一向に倒れる気配はない。
その声で全員が散らばる。
するとオスマンは手袋を外していて
手から炎の玉を数発出した。
バケモノが小さな玉を蹴り返そうとするが
足に触れた瞬間バケモノが燃え上がる。
ものすごい威力だ。死んでしまったのではないかと心配になるほどに。
だが、バケモノはダメージを受けている様子だったが、何事も無かったように立ち上がった。
バケモノはこちらに気づき
俺達を順に蹴り飛ばしていく。
俺達は地面に倒れた。
バケモノはまだ攻撃してきそうだ。
もうダメなのだろうか...。
-----------------------------------------------
はい、久しぶり。
どうなってしまうのでしょ...??
それはそうとちょっとやりたいことがありましてね...。
バンドリのフレンド募集ですね!
誰かなってくれないだろうか...
相互さんじゃなくてもOKです👍
ではまた次回。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。