ジェシーside
実はさ気づいてるんだよね
あなたがリスカしてる事
だからさ、俺ら6人であなたが学校から帰ってきた後聞こうと思ってるんだ
あなたside
(´Д`)ハァ…どーしよっかな〜
昨日ジェス兄にバレた気が……いや、考えすぎ?
由実「あなたちゃーん」
『………』
由実「無視?」
『なに?』
由実「うーわっ」
『何もないなら…向こう行ってよ…』
由実「ふーんまぁ来てよ」
『………』
由実「じゃーん」
『え……』
由実「みて?ナイフw」
『何する気?』
由実「ん?切るんだけど?なにか?ww」
『やだ……』
由実「ん?」
あ、見られた…?
由実「なにこれ?」
『何って…分かるでしょ?』
由実「リスカ?w」
『なんかおかしい?』
由実「フッそんなに?w」
「メンタルシャー芯かよw」
『ナイフ貸して』
由実「は?」
『これでリスカするからあんたは何もしないで』
由実「何いってんの?w」
『私の血が見たいんでしょ?これで許してよ』
由実「いいよやりなよww」
『( ´ー`)フゥー...』
シュッ
『ふふっ笑』
由実「おーww」
『どう?これで満足?』
由実「あと一回かな〜w」
私は由実の指示に従いこの後3回
私の腕には血が滲んだ
ガチャッ
優吾「おかえり」
『なんでみんな揃ってんの?』
優吾「座って」
『………なに?』
樹「あなた腕見せて」
『なんで』
樹「いいから」
『(´Д`)ハァ…やだよ』
樹「早く」
『いやって言ってんじゃん』
樹「なんで嫌なの?」
『別に何でもいいじゃん』
北斗「見せれない理由なんかないよね?」
『は?』
ジェシー「おまっ…」
慎太郎「ジェシー……」
『別に何もないし』
優吾「大我」
大我「ん」
『ちょっと何すんの!!』
大我「別に何もないなら拒否する理由ないよね?」
優吾「( ´ー`)フゥー...」
私の袖は肘ぐらいまでまくられた
北斗「………っ」
慎太郎「嘘………」
ジェシー「こんなに……」
樹「何で……」
大我「…………」
優吾「そこまで………」
『なに?これ見てどうするの?』
大我「お前…」
『なに?』
大我「お前こんなになるまで何で言わなかっんだよ!!」
『言えると思う?』
樹「どうゆう事?」
『無理ごめん』
ガチャッ
私は家を出た
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。