慧人 side

次の日、あなたに言われた通り、お見舞いに来てくれてる人たちに全部話した。

親身になって聞いてくれて、最後は話してくれてありがとうと言われた。

この人たちは優しい人なんだなって思った。

それから自己紹介もしてもらった。

みんなで笑い合いながら話した。

あなたは楽しそうでずっとニコニコしていた。

俺ももちろん楽しかった。

あれから3日経った今日、俺たちは退院した。

…あなたと一緒に居られないなんて、、

え！？そんなのありなの！？

なんか流れで俺たち以外のFANTASTICS？メンバーもあなたと一緒に住むことになりました。

…ライバルが増えなければいいんだけど、、

あなたって優しいし可愛いしかっこいいし、、

お願いです！誰も惚れないでください！

そわそわしてると、いつの間にか城みたいなところに着いた。

なんか、ここが家だそうです。

…いや、でかっ！！！！！！！！！

…あなたと隣がいい、、なんなら同じ部屋でも、

え！？エスパーですか！？

みんなとハモっちゃった…

やっぱ同じこと考えてるんだなぁ、、

え！？みんな一気に！？

やったぁぁぁ！！！！！！！！

…あなたと同じ部屋、、/////

それから荷物を全て運び終えた。

本当に9人入っちゃったよ、、

9人分の荷物置いてもまだスペースがあるくらい笑

…やっぱあなたと2人が良かったな、、

ま、でも同じ部屋なだけマシか！！

…ちょっとは構ってくれてもいいじゃん、、

あなたはスマホ片手に空返事。

みんな顔がしょぼんってしてる、、もちろん俺も

その瞬間あなたに飛びつく俺たち。

あなたは埋もれててそんな姿も愛おしい。

冷静なあなたのツッコミ頂きましたっ！！

え！？何それ名案じゃん！！！！

…でもあなたが他の男と寝るの嫌だな、、

殺意湧きそう

え、黎弥くん？

あなたが他の男と寝てもいいんですか？

そういう考えですか。

そんなんだったら俺だって我慢します！！！

笑い方可愛すぎ。

そして最初が慎さんなんて、、

いや、慎さんなら大丈夫か…？うん、大丈夫だ。

次の日、あなたの上には慎さんが乗っかって寝ていて、あなたの首元や腕にはいっぱいキスマがついてて、みんなに怒られる慎さんでした。

あ、もちろん俺も言いましたよ！？

…しっかし、慎さんって草食系だと思ってたから寝てる人にキスマとか、、もう、、はぁ、、