あなた side
今日はRAMPAGEの皆さんがお仕事なので、FANTASTICSと壱馬たちと留守番してます。
それにしても、、
前だったらこういう時何してたんだろ、?
この人たちと遊んでたのかな、?
王様ゲームか…
こうして俺らの部屋に移動して王様ゲームが始まった。
うわ、俺6だ、
あ、いっちゃんか笑
飛び込んで来るなよ、笑
いっちゃんって見た目は塩っぽいのに砂糖なのなんかウケる笑
前は塩だったのかな笑
男同士で当たったら面白いなぁって思いながら、4番の紙を引いてました。
誰かとキスです、笑
ちゅーって、、笑子供かよ笑
…あれ?今なにしてんだ?
え、な、え?舌が…入ってきた、よ?
…まぁそうやけど、さすがにこれは…笑
苦しい…
大樹が引き剥がしてくれてやっと離れられた。
…なんかキスしてる時に思ったんだけど、この感覚俺知ってるぞ?
いやでも壱馬と前から付き合ってたっていうんだから、そりゃキスぐらいするわな笑
今壱馬に告白された時のこと思い出した。
やっと、前の記憶を1つ取り戻せた。
壱馬が俺に壁ドンしてきてキスをしようとした時に、俺は壱馬と場所を入れ替えた。
なんて説明したらいいのかわかんないけど、これ前にもやった気がする!
そうだ!そうだよ!俺寝てる時に襲われそうになったんだ!
よし!その時のことは思い出せたぞ!
そっから王様ゲームを続けてって結構色々な記憶を取り戻せた気がします!
この調子でメンバーのことも全部思い出せるように頑張ろ!
午後9時
RAMPAGEが帰ってきました。
俺らはもうお風呂に入っててパジャマに着替えてます!
上からメンバーを見下ろす光景…
前にも、ここで、
パジャマ、、
俺の後ろには樹、、
あれ、そこにはもう1人女がいたような、、
頭の中には、樹と俺とメンバーの姿、それと見知らぬ女が1人グループに混ざっている。
俺が咄嗟に口に出した真島夢羽という名前。
きっとその人の名前だろう。
…でも、おかしい。樹が苦しんでる、
…思い出した。
真島夢羽。俺のリアコで、樹さんを陥れた人物。
俺が樹さんを守っていた。思い出した。
前にも言ったこのセリフ。
俺と樹さんの2人にしか分からないこの会話。
もう少し思い出せることがないか粘ってたら、まさかの壱馬、北人さん、慎さんまでそのことを思い出しました!
これは大きな1歩ですよ!
そして、慧人たちも自分たちがやったライブのことを思い出して、みんなで喜びました!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。