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第1話

興奮…
5,129
2020/09/17 11:05
三波斗side


最近、夜になると微かに聞こえる音。
それは一定のリズムを刻んでいて、
俺は毎日気になっていた。

そして今日も。

三)こんな夜中になんの音なん…?

トイレに行きたかったのでそのついでに
音のする方に向かってみる。


きよちゃんの部屋に近づいて行く程に
鮮明になっていくその音。

?)んっ…はっ、ぁぁっ…んぁっ


喘ぎ…声?? 俺の身体は興奮し始める。
きよちゃんの部屋の前に行くと、
ドアが少し開いていた。

その隙間から覗くと…

三)っ…!!


ベッドの上でこたときよちゃんが愛し合っている。
それを見た途端反応する俺のモノ。
気づけば俺は廊下で自分のモノをいじり始めていた。


三)んっ…くっ…ぁぁっ…

必死に声を抑える。
声を出せない、バレてはいけないその状況が俺をさらに興奮させた。

三)はっ…はぁ、はっ…はぁはぁ…

手を早く動かすと自然と腰が浮く。
イきそうになってその手を早めようとしたその時…

?)何…してんの?

三)っ!? りょ…が?

涼)みなと? なんでっ、こんな所で…

三)しー!


人差し指を立てて静かに喋るよう促す。

涼)…何してんの?(小声)

俺は黙って部屋の中を指さす。

涼)…っ?! きよちゃん…上手くいったんだ…!
…じゃなくて、何してんの?

三)…。トイレに起きたらこんなん聞こえて我慢できんかった…。

俺は正直に答えた。


涼)…そっか。大丈夫?

心配そうに見つめるその瞳が…俺をさらに興奮させた。

三)…っ!

さっきイきそうでイけなかった俺のモノはもうパンパンに
膨れていて、今にも破裂しそうなくらいだ。
…イきたい。


三)りょ…が? 俺っ…もう我慢できん…!
イきたいねんけど…っ!

涼)えっ、ここで?!

三)お願い…触ってくれへん?

涼)え、何言ってん…っんんっ!

躊躇するりょうがに強引にキスをする。
舌を入れると足に力が入らないのかその場にしゃがみこむ。

涼)ふっ…んんっ…んっ…んん…

声を我慢するりょうがの手を引っ張り俺のモノを握らせる。

涼)あっつ…パンパンじゃん…。

三)お願い、りょうが…。

キツそうな俺に同情したのか、渋々頷く。


涼)…今回だけね。 これ以上もしないから。

そう言ってゆっくりと動かされる手。
欲しかった刺激に腰が浮いてしまう。

三)んっ、はぁ…ぁぁっ、はぁっ…イ…きそ…

それが聞こえたのか、りょうがは手を早く動かす。

三)あっ…ぁぁ…イくっっっ…んんっ…

廊下に飛び散る白い液。

涼)…ちゃんと拭きなよ。じゃあ。

そう言って立ち去ろうとするりょうがの手を引っ張る。


三)まだ…でしょ?

涼)これだけって言ったじゃん。

三)そんな強がってもここだけは正直だよ?

そう言って大きくなっているモノを触る。


涼)…っ!!

三)俺が気持ちよくさせるから。

そう言ってズボンと下着を下ろしりょうがのモノを触る。
気持ちいいのか、抵抗する力が弱まる。

涼)んんっ…あっ…ぁぁ、あっ…

手を早めると快感に顔を歪めるりょうが。

涼)んっ、ぁぁっ、イきそうっ…んんんっ…


りょうががイきそうになった瞬間俺は手を止める。

涼)…?

もっとと言わんばかりにこっちを見てくる。

涼)なん…で?

今にもイきそうなのか、とても辛そうにしている。

三)気持ちよくなりたいん?

そう聞くと少し間を置いて頷くりょうが。

三)えっちだね…お仕置きしなきゃだね


俺はりょうがの秘部を指で撫でる。
ビクッと身体を震わせ感じるりょうが。

涼)やめっ…そこ汚いって…やっ…ぁぁ

三)指…入れるね?

涼)んぁっ…ぁぁっ…んん…

三)きっつ…中めちゃくちゃ熱いね。

そう言うとさらに絡みついてくるりょうがの中。
俺はさらに指を増やす。

三)分かる? 今りょうがん中に2本入ってるよ。

涼)んんっ、…ぁぁ…んぁっ…

三)えろっ…そろそろ挿れるねっ…

そう言って再び大きく熱くなった俺のモノをりょうがの秘部にあてる。

涼)んっ…だめっ…だめだってば…ぁぁっ…


りょうがの声が聞こえないふりをして勢いよく奥まで挿れる。

涼)んぁぁぁっ…み…なとっ…

三)んんっ、きっつ…りょうが…動かすよ…

腰を振り始めると口を抑えて必死に声を我慢するりょうが。
いつもぽけっとしたり、ニコニコだったり、色んな表情を
見てきたけど、快感に耐えて歪むりょうがの顔は初めてだった。


三)んんっ、りょうがっ、可愛いよ…

涼)んぁっ…はぁはぁっ…んんっ…

静かな廊下に響く肌と肌がぶつかり合う音。
誰かが起きてきてバレるかもしれない。そんなスリルにも興奮する。

涼)ぁぁっ、んんっ…出るっ…んっ…


俺はその言葉が聞こえるとりょうがのモノを持って上下に動かす。

涼)だっ、だめ…そんなっ…うぁっ…ぁぁあ…

三)んんっ…ぁぁ…んぁっ…

気付けば、もうきよちゃんとこたのことなんかどうでもよくなっていた。

涼)ぁぁっ、だめっ…ぃ、イくっ…ぁぁぁっ


りょうがは全身をビクビク震わせて果てる。
俺は腰を振り続ける。


三)んんっ、ぁぁ…んぁっ…

涼)ぁあっ、イったばっか…ぁぁっ…

俺はりょうがの言葉を無視してさらに腰の動きを早める。

三)んっ…も、もうちょいっ…ぁぁ…

涼)ぁっ、だめ…はげしっ…んんっ…

三)りょ、うが…んんっ、出るっ…ぁぁぁぁっ…

ゆっくりと腰をうち付け果てる。


いつの間にかきよちゃんの部屋からも寝息が聞こえていた。
バレてない…安心と同時に襲ってくる睡魔。
その睡魔には…勝てなかった。




涼雅side


壁や床に飛び散る2人の液。そして俺の秘部から滴り落ちるみなとの液。

着替えなきゃな〜、掃除しなきゃな〜なんて考えていると
すぐそばから寝息が聞こえて、その方向を見ると
さっきとはまるで別人の可愛いみなとが寝ていた。

涼)可愛い…

頭を撫でてお姫様抱っこで持ち上げる。
そしてみなとのベッドまで連れて行くと、ゆっくり下ろして
おでこにチュッとキスをした。


涼)きよちゃんは上手くいっていいな〜
俺はセフレか?ちゃんとみなとと付き合いたいよ…

そう呟いて部屋を出る。

俺がみなとのことを好きなことはもうしばらく秘密。

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