第4話

〰️
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2020/09/13 12:10










すっかり採寸日だということを忘れていた俺
でもふっかさんも忘れてたみたい
けど逆にサイズが小さくなっていて衣装さんに心配された










『 サイズが小さくなってる… 』

向 「 え、それってマズいこと?」

『 そういうわけではないんですけど… 』

向 「 え、なんか絶対ありますよね?! 」

『 しっかり食べてます? 』










その瞬間衣装さんのメガネから大きな目が覗いた
しかも上目遣いだ、
ドキドキしながらも正常を装った










向 「 た、食べてますよ! 」

『 なら、いいんですけど…少し心配です 』










そう言い作業を進める彼女に終始ドキドキしていた
するとあっという間に採寸が終わり皆の元へ戻された










向 「 ちょ、あの衣装さんアカンわ… 」

岩 「 またなんかされたの?! 」










俺たちの過去の衣装さんは酷いものだった
ジャニーズ目当てで入ってくる人達ばかりで…


採寸の日にはベタベタ触ってくるわ、衣装はすぐにダメになるわでめちゃくちゃだった










向 「 ちゃうちゃう、なんかドキドキする… 」

目 「 え、こーじくんそれって 」

向 「 いや!恋とかじゃなくって不意にドキドキする時ってあるやん?それや 」

深 「 あざといってこと? 」

向 「 んー、またそれとはちゃうねんな 」

向 「 採寸してもらったら分かる! 」










そんなことを話しながら無事採寸は終わり衣装さんは
そそくさと帰っていった










目 「 こーじくんが言ってたこと分かった 」

向 「 そやろ! 」

舘 「 あの子近くで見たら綺麗な顔してた 」

渡 「 すごい肌綺麗だったよ!!? 」

ラウ 「 メガネ取ったら化けるタイプだ… 」

岩 「 なんで顔隠してるんだろーな、 」










衣装さんが綺麗で仕事が早いことを知った俺たち
けどそれ以上に謎が深まった










𝙣𝙚𝙭𝙩__

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