次の日
9時出勤の私は7時にタイマーを設定しておくが
だいたい起きるのは7時半
いつもギリギリに起きてバタバタ準備をする
今日もタイマーの音で目が覚めた
重い体を起こしスマホをチェックすると
『 うわ!忘れてた…! 』
照くんから5件の不在着信がはいっていた
急いで折り返し電話をかけた
岩 「 もしもし?おはよう 」
『 おはようございます… 』
『 ごめんなさい!何回も電話かけてもらって… 』
岩 「 いいのいいの!爆睡してたんだ 笑 」
『 本当に朝弱いんです… 』
岩 「 今日で分かった 笑 」
岩 「 ほら、早く準備しないと遅れるよ? 」
『 あ、やばいやばい!! 』
岩 「 今日も一日頑張ってね 笑 」
『 ありがとうございます!! 』
『 照くんも頑張ってね!! 』
『 本当に電話してくれてありがとう!! 』
それから電話を切り急いで準備
なんとか間に合いいつもの日常が始まる
しかし今日はSixTONESさんとの顔合わせの日
スケジュールの関係で今日初めてお会いすることに
『 失礼します… 』
ジェ 「 噂のあなたちゃんだ! 」
田 「 ホントだ! 」
『 えっと… 』
森 「 SnowManから聞いてるよ! 」
森 「 むっちゃ可愛い新人さんが入ったって! 」
『 多分…人違いです、 』
松 「 メガネとマスクとってよ 」
『 それは… 』
京 「 何かあるの? 」
『 そういう訳ではないんですけど… 』
髙 「 ま、いいじゃん! 」
結局気まづい空気のまま終わってしまった
申し訳ないことをしてしまった、と反省していると
渡 「 あなたちゃん、やっほ 」
『 しょっぴーさん! 』
岩 「 俺もいるよ 」
『 照くん!今日は本当にありがと!! 』
渡 「 今日? 」
岩 「 なんでもねーよ! 」
岩 「 今から一緒にお昼食べに行かない? 」
岩 「 昼休憩入るでしょ? 」
『 え、あ… 』
そんなわけで結局3人でランチに行くことに
𝙣𝙚𝙭𝙩__
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。