無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第2話

はじまり。
怖い。
痛い。
寒い。
不安。
嫌だ。
苦しい。
消えたい。
死にたい。
毎晩こんな気持ちで。
早く明日が来ないかと、
身を縮めて布団に潜る。
もしかしたら、
私に"明日"なんて言葉ないのかもしれない。
@@@
私は、普通じゃない高校2年生。
周りと違うことくらいは。
さすがに解ってる。
私には家族がないから。
親が遺して逝ったカネを使って、
高校に行く。
親が遺して逝ったカネを使って、
マンションで暮らす。
部活動にも入らない。
そんな時間はない。
そんな勇気もない。
仲のいい友達なんていらない。
何もいらない。
唯一の私の生き甲斐は、
歌詞を書いて作曲すること。
思ったことをただ、
そのままの気持ちをストレートに、
パソコンに打ち込む時間が好き。
書いた曲は、色々な人に提供したり、
ボーカロイドさん達に歌わせてみたり、
顔も知らない誰かに歌って貰う。
いいモノが書けると、有名になる。
動画配信サイトや1番いい時にはTVまでに。
そうやって有名になったりする、私の曲。
別にそれで誰かが褒めてくれる訳じゃない。
でも別に構わない。
私はただ、好きなことで生きてるだけ。
だから私の第2の顔を誰かに言うことも、
必要ない。
でも、そんな私の生き甲斐にも、
今、闇が押し寄せて来てしまっている。
もう、そろそろだ_