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第15話

Staff Only。
ゆっくり支度するなんていつぶりだろう。
私は、洗面台で髪をとかしながらそう思った。
時刻は10:00頃かな。
翔太
翔太
まふゆ?準備出来たよ。
まふゆ
まふゆ
私ももう行ける。
近くに準備したバッグを持って、彼と一緒に家を出た。
@@@
生ぬるい風が身体にふわりと当たる。
まふゆ
まふゆ
歩いてどれくらい?
翔太
翔太
5分もかからないよ。
意外と近くて驚いた。
まふゆ
まふゆ
えぇ、近いね。
翔太
翔太
遠い場所で働く意味もないかなって。
@@@
大通りを少し歩くと、チェーン店のファミレスが見えてきた。
翔太
翔太
ここね。
まふゆ
まふゆ
うん。
少し緊張してきた。
翔太くんはいつもどんな人たちと働いているんだろう。
職場の人とは仲がいいのかな?
"カラン"
茶色のドアを開けると、可愛らしいベルが鳴った。
お客さんは、2、3人。
意外とこじんまりしたお店だった。
私はできるだけ静かに彼の後ろをついて行く。
翔太
翔太
緊張する?
彼が振り向きニコッと笑う。
まふゆ
まふゆ
ま、まぁ少しね…
そう答えると、彼はゆっくり頷いた。
そして、私達はスタッフオンリーの領域に足を進める。
翔太
翔太
お疲れ様です。
彼はそう言いながら入ったものの、スタッフルームには誰もいない。
すると、