第5話

記憶喪失:七五三掛龍也(幼なじみ)
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2021/04/24 23:59
藤坂
藤坂
とある事件により、記憶をと両親を失っている
姉が一人いるが、姉も事件でまだ意識が戻らない
七五三掛龍也の彼女だが、記憶がないため
七五三掛龍也の事は なんかいい人 ぐらいにしか思っていない
事件で、右腕に傷痕がある
七五三掛龍也
七五三掛龍也
あなたの彼氏
事件のことを知っている
事件により、首もとに薄く切り傷が残っている







『いつもありがとうごさいます』
『ですが毎度申している通り』
『もう来ていただなくて結構です』
 

またか、
やっぱり、何も思ってないな俺に対して
記憶喪失になってから、
性格自体変わったみたいだ
前までは、
ひとの好意を素直に受けとる
でも曲がったことなら絶対にいやがるいい子だったのにな
今は
何も信じられないみたいだ
お姉さんはまだ起きない
もし起きたとしても、
あなたはわからないだろうな
なんであいつらはこんな事件なんか起こしたんだよ


~回想~


柿崎「部長、貴方の責任ですよ!」

社員「柿崎さん!やめてください!」

柿崎「折角こんなくそくだらねぇ仕事してるってのによお」

柿崎「経営縮小だぁ?」

柿崎「しかもこの部署は取り壊します?」

柿崎「利益とかで計算したんだろうけどよぉ」

柿崎「なんでやめなきゃなんねぇんだよ」

柿崎「俺のこれからの人生どうすりゃいいんだよ!!」



数日後


怜衣「キャー!」

母親「お父さん!」

「大丈夫ですか?」

「お前!!」

柿崎「見られちまったんならしょうがねぇ」

柿崎「お前も死ねっ!」

母親「龍也くん!」

"ドンッ"

「沙紀さん?」

怜衣「来ないでよ…誰か助けて…」

駄目だ間に合わない!

『お姉ちゃん!』

そこには怜衣姉さんをかばって右腕に大きな切り傷をつけたあなたがいた
それでもあいつは怜衣姉さんに向かっていった
自分の動きがすごく遅く感じられた
怜衣姉さんは刺されてしまった

「お前!!」

怜衣さんを刺し、隙が出来たあいつに
俺は飛びかかってなんとか捕まえた
でもあなたは、
家族が目の前で刺されたことによるショックと
緊張が一気に解けたことによって
気絶していた
怜衣姉さん達の止血を済ませて俺は
隣の家の俺の家族と警察を呼んだ

たちまちこの事はこの日のトップニュースになった
俺が関わったということもあってか
望んでもいない、慰めの言葉が沢山送られ
憤りを感じた

怜衣姉さんとあなたは助かったけど
ご両親は助からなかった
あなたは記憶喪失になり、
ひとに会うことを拒むようになった


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キリが悪いですが、
長くなりそうなのでここで切らせていただきます

沙紀さんというのは、あなたの母親です
怜衣さんは、お姉さんです

続きは、もう少しお待ちください



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