第10話

10🇶🇦
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2022/11/27 11:25
——翌朝

朝日と共にパチっと目が覚めた。

こんなにスッキリと起きれたのは

ここに来てから初めてかもしれない。

スマホをとりたくて

寝返りを打つと

なんだかスースー聞こえる寝息。

ジョングク
ジョングク
…まさか
ジョングク
ジョングク
/////
一緒のベッドで寝たの?//



ジョングク
ジョングク
もぉ…なんなのᇂᇂᇂ
スマホで時間を確認して

まだ起きるには早かったから

体制を整えて

またぐっすり眠るあなたの寝顔を

近くで覗く。

ジョングク
ジョングク
無防備すぎ//
昨日はあんなにビクビクしてたのに…
昨日、

僕がキツく言ったからか

髪や体から

いい香りがしてくる。

僕と同じのを使ってるはずなのに

女の子だからなのかな?

僕の…すごく好きな香りだ//

布団を足でぱふぱふすれば

どんどん中からいい香りが流れてくる。




(なまえ)
あなた
…んっ……ん……
いきなりあなたの脚が

僕の脚に絡んでくる…

細くてツルツル…気持ちいい…


ジョングク
ジョングク
ん?
その触感に

そーっと布団をまくると

今にもTシャツが捲れ上がりそうなほど

僕の太ももに絡めてきてる…生脚…





ジョングク
ジョングク
わっっ//
バサって慌てて布団をとじる。

ドクッ…//ドクッ…//

そうだ…

よく考えれば

あなたが着てきた服は

クリーニング。

着替えは昨日、用意しなかった。

てことは…

ジョングク
ジョングク
💭…そのTシャツのしたは…なにも…//////
ドッドッドッ…/////
急に早まる鼓動…

寝ぼけて擦り寄ってくる

あなたの腕が…僕の腰に回ってくる…//

明らかにダボダボな

僕のTシャツを着て

首元から今にも溢れてきそうな

胸の谷間…//

ダイレクトに香ってくるあなたの香りが

朝から僕の理性を壊そうとしてくる…
朝勃ちなのか

それとも

この状況のせいなのか…

僕のアレが元気になってくる…

薄い布切れ一枚のあなたの腹部に

僕のがぴとって、くっ付いてる…
ジョングク
ジョングク
…はぁ//      …はぁ//
自然に呼吸が荒くなる

…なんだか…耐えられそうになくて

僕も彼女の腰に手を回し

ぎゅーっと抱きしめてから

そーっと片手を…

あなたのお尻の方に………
(なまえ)
あなた
………こら
ジョングク
ジョングク
ビクッ!!!
ジョングク
ジョングク
お、起きてた??
慌てて手を退けて

触ってませんよ?アピール。

(なまえ)
あなた
うん。今起きました…
…あと…もう少しだったのに

なんて思って

ちょっと悔しい気持ちが残った。


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