なんとかあなたの裸を見ずに
湯船にお湯を溜める。
入浴剤をたーっぷりいれて
透けて見えないくらいにね!!
背を向けて同時に入れば
ほら!もぅ大丈夫!!
ちょっと…
その言葉だけ切り取ると
めっちゃくちゃエッチなんだけど⁉︎
いや…
それは僕がわるいのか。
きっと彼女は素でいってる。
そろそろわかってきたかも。
やらしい事に
連想してくと自分の首を絞める事になる。
カラダはちょっとアレだけど//
あなたの中身は子供なんだ。
きっとそうなんだ。。。
子供の扱いは得意だよ?
今までに、6人のヒョン達に
育ててもらったからね?
やってもらったことを
やってあげればいい。
あぁ、みんな今頃なにしてるかなぁー?
一難去ってまた一難。
ヒョン…僕はどうしたらいいですか?
助けてください。
ジャバーンと、
飛沫をあげて浴槽から出た。
僕はさっさと
身体を拭いて、服を着て
そのまま真っ直ぐ寝室のベッドにダイブした。
なんども理性を失いそうになりながら
お風呂から上がれば
クタクタ過ぎて
もぅ瞼が重い。
すっかり僕は疲れ切って
寝てしまった…
…途中、
あなたに起こされたような気がしたけど
僕、眠気には勝てないんだ。
…ごめんね??
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!