第13話

つっぱる事が男の〜たった1つの勲章だって
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2019/10/22 09:36
そして、








新兵勧誘式の次の日から私は仕事の傍で、暇さえあればトレーニングをするようになった。








…………トリップ前じゃ絶対に考えられないかんな、








怒ったかんな、








橋本かーんn((殴







…………ちょっと前の私なんて自由気ままにヲタ活してるただの平和ボケ女だったもん。








私はトレーニングの一環として、前に日本で流行っていた筋肉体操の内容をそっくりそのまま真似をする。








筋肉好きだったあの頃の私の記憶力と武田真治に感謝だな←←








すると何故か私の筋肉トレーニングが凄く良いと調査兵団内で人気を博し、








あちこちで団員が真似をするようになった。








それと同時に私は筋肉長とも呼ばれるようになった。








一ミリも嬉しくないのはなぜだろう((














そうしてより一層忙しい日々を送っているうちに、








気付けば第57回壁外調査の日が明後日に迫っていた。








壁外調査の三日前である今日未明、









エルヴィン団長やリヴァイ、その他兵団関係のお偉いさん達も交え議論を重ねていた今回の計画がようやくまとまった。








なので今日1日調査兵団は皆、休日とし各々家族の元に帰る。








もちろんのこと、ある意味親がいない私は兵舎に残るわけで…………








誰もいない兵舎で1人パラダイスしようと思ったのが甘い考えだった。








リヴァイ「2人で会うのは久々だな。」








ンンンンンンn(⌒-⌒; )








朝食を済ませぞろぞろと実家に帰る人たちの波に逆らってたどり着いた自室には、








既に先客(リヴァイ)がソファに座っていた。








『え、、ちょっ、…………え??なんでいるの?』








リヴァイ「いちゃ悪いのかよ」








いやぁ、そういうわけではないんだけど…と吃りながらも、







貴重な休日にこうして私に会ってくれていることに胸が高鳴る。








紅茶を入れ彼の隣にちょこんと座れば、リヴァイは私に一言礼を言って紅茶をクイッと飲む。








その1つ1つの動作に懐かしい嬉しさがふつふつと蘇ってきて、








気づいたら私は身をずいっと寄せて彼にキスを落としていた。







ふと我にかえり状況反射で咄嗟に顔を話して距離を取る。








『あっ、ご、ごめ((んっ/////』








謝罪の言葉を最後まで言い切らないうちにすぐ横からリヴァイに唇を塞がれる。









突然のことで開いたままだった私の目が、その視線に気付いて開いたリヴァイの目と交われば








超至近距離で受けるリヴァイの熱を帯びた瞳に下腹部がきゅっと疼いた。








リヴァイ「…………んっ、、フッ、朝から誘ってくるとかとんだ変態だな(黒笑)」








『っ違う!///』








リヴァイ「なにが違うんだ?」









えっとそれは…と口籠るとリヴァイは再び黒い笑みを浮かべて、








私をヒョイっと横抱きにすると寝室へまっすぐ歩いていく。






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ヒロアカのアニメが始まってから、なんかどんどんヴィランキャラにのめり込んでく、どうもわにです。




敵キャラってちょっと惹かれるところあるの分かる人いません?

ただ悪いだけじゃなくて、その背景とか知ったらもう100%沼ります()

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